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アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.28 名古屋栄編

2023年12月31日

冬の到来を感じつつ、九州縦断から一度都内へ戻り、新店舗オープンのセレモニーにお呼ばれして名古屋へやってきました。お邪魔したのは、McLaren名古屋が栄に新しく出された、ショールームのオープニングです。

関係者が集まった昼間のオープニングセレモニー、たくさんの訪問客で満員御礼でしたが、知っている方々にヒアリングしてみました。先ず池田社長は、冒頭のご挨拶でも触れていましたが、「名古屋城の北にあるお店は認知度も上がりましたが、やはりハイブランドのショップやディーラーが集まる栄には出そうと思って数年探していましたし、名古屋市中心部へ戻った感じです」とのこと。実はワークショップ付きのお店を開く前、栄には仮ショールームを開いていたとのこと。名古屋周辺だけでなく、東は静岡県西部、西は滋賀県辺りまでと、南は三重県までカバーするわけですから、どなたにも分かり易い場所は戦略的に重要ですね。

セレモニー当日、エントランス前に鎮座するオレンジ色の750S。色の正式名称はパパイヤ・スパーク。MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーション)でのみ選択可な特別色で、パールがかったオレンジ色。
来客で賑わうショールーム。
セールスチームの小林さんと水野さん(左、中央)とアドバイザーの上田さん(右)。皆さんお揃いのマクラーレンオレンジのネクタイがお似合いです。

ショールームツアーをすると、素敵なスペースを発見。モニターを見ながらクルマ作りが楽しめるコーナーで、ソファーも座り心地が良いので、ゆったりした気分で贅沢な時間を楽しめます。もう一つは個室の相談部屋、と言うか商談などを個室で行うのは、今やハイブランドでは当たり前田のクラッカー。

【ローリングシャシー見参!】

ショールームの奥に行くと、運転席も付いた、今にも走り出しそうなシャシー本体を発見。MC12時代のものだそうですから、古いモデルのスケルトン状態ですが、見るだけでも色々と楽しめる内容です。軽さと空力が肝であると聞いていましたが、現物を目の当たりにすると頷けますね。前後はアルミの太い棒が縦横無尽に組み合わされていますが、真ん中は真っ黒のカーボンまんまですから、それだけで軽そうだ。

フロント(左)とエンジンベイ。
デフ周り(左)と上方排気のマフラーエンド。
タービンとエンジン側面(左)とアルミのシャシーにはMのマークが!
カーボンむき出しのフロアが主張する乗車部分。

意外なコラボレーション

皆さん、オーディオがお好きな方ならご存じのBowers&Wilkins、マクラーレンとのコラボなんてご存じでしたか?もしかしたらこれが一番の驚きだったかも。壁際に展示してあったこちら、オーディオのハイブランドとスーパーカーのコラボなんて、誰が想像できるでしょうか。スピーカーとヘッドフォンが展示されていましたが、まさか空力をデザインしている訳ではないでしょうけど。デザインも惹かれるし、マクラーレンオーナーでオーディオ好きな方は、取り敢えずマクラーレンオレンジの指し色が綺麗なヘッドフォンあたりからでしょうか?

何処に置いたら良いか迷いそうなスピーカー。Zeppelinとあったので、飛行船をイメージしたデザインなのでしょう。ヘッドフォンよりは安いみたいですけど、それでも諭吉さん10人以上とサヨナラせねばならない価格。
こちらがヘッドフォン。これなら買えるかなあ、と思って調べたら、某百貨店で¥165,000!
MSO専用の色見本。外装も内装も選び放題なんでしょうか?選ぶあいだが至福の時なんでしょうね。

元々ワークショップも備えた上名古屋のショールームは、世界で3店舗目となるマクラーレンクオリファイド名古屋となり、認定中古車のショールームとなりました。新車だけでなく認定中古車も揃っているわけですから、新たにマクラーレンブランドをと考える方には朗報ですし、間口が広がり選択種が大幅に広がるわけです。乗り換えのオーナーが大多数とのことなので、履歴が分かる好コンディションのクルマばかりでしょうから、認定中古車もアリですなぁ。宝くじでも当たらない限りワタシには無理ですが。

新車から中古車まで、そしてもちろん整備も、お問い合わせは下記から。
McLaren Nagoya
https://mclaren-hakko.com/nagoya/
〒556-0023 愛知県名古屋市中区栄5-27-14朝日生命名古屋栄ビル1階
TEL: 052-261-8887

McLaren Qualified Nagoya (認定中古車ショールーム) https://nagoya.mclaren.com/ja/pre-owned
〒556-0023 愛知県名古屋市西区上名古屋1-3-5
TEL: 052-528-5855

Text&Video&Photo:ナカタ ヒロユキ

【筆者の紹介】
ナカタ ヒロユキ
少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。