初登場 VW製高性能コンパクトSUV VWティグアンR

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VWティグアンR(2020): ルックス、エンジン、馬力、全輪駆動

ティグアンR。VWで最も成功したSUVが、高速バージョンでも入手可能に。VW は ティグアンに、フェイスリフトに合わせて、高性能Rモデルも設定している。トップバージョンSUVでは、320馬力と420Nmのトルクを実現している。全情報。

➤ 外観
➤ インテリア
➤ イクイップメント(装備)
➤ エンジン

フォルクスワーゲンはティグアンをリフレッシュし、同時に新しいトップモデルを提供する。追って登場するはずのティグアンRは、フォルクスワーゲンのコンパクトSUVのトップモデルとなる。320馬力と420Nmの最大トルクはデータシートに記載されており、VWを強力に加速させるはずだ。新しいRについて語ろう。

外観: 大型エアインテークを搭載したティグアン

ティグアンRは、性能だけでなく視覚的にも、標準型のティグアンとは一線を画している。
フロントには、新しいVW Rのロゴがラジエターグリルを飾っている。そして、エプロンのエアインテークは、エンジンと追加のラジエターに空気を供給するために巨大化している。
サイドには、ホイールフランジにRロゴをあしらった21インチホイールをオプションで設定し、フロントには18インチの穴あきブレーキシステムを装着している。
トップモデルのリアには、モデルレタリングがなくなり、Rロゴに変更されている。
リアエプロンには、小さなディフューザーインサートと4本のクロームメッキテールパイプを備えた2本出しのエキゾーストシステムが装着されている。
外観だけでなくサウンドも向上させることを目的として、オプションでアクラポヴィッチ製のチタン製エキゾーストシステムも用意されている。
ボディカラーには、代表的なラピッツブルーが登場した。

ティグアンRは、フロントに巨大なエアインテーク、リアにディフューザーを備えた特別なエプロンを兼ね備えている。

インテリア: パッド入り厚みのあるスポーツステアリング

スポーツ版ティグアンのインテリアにも、標準SUVとは一線を画す特徴が備わっている。
ティグアンRでは、Rのロゴとブルーの背もたれを備えたヘッドレスト一体型のスポーツシートが装備されている。サイドサポートは十分で、快適だ。
ドライバーは、サイドをフラットにしたパッド入りの厚めのスポーツステアリングホイールを使って操作する。ステアリングホイールの一部はパンチングレザーで覆われており、グリップ感がある。さらに、ステアリングホイールには、Golf 8でおなじみのタッチ面と専用のRボタンも備えていて、ボタンを押すだけで「レースモード」に設定することもできる。
それ以外は通常のティグアンと同じ仕立てだ。

Rの車内には、カラーコントラストシームを施したヘッドレスト一体型のスポーツシートを装備。トップモデルの本革張りスポーツステアリングホイールも特に厚みがあり、手にしっくりと馴染む。

イクイップメント(装備): Rに新しい四輪駆動を採用

もちろんRはスポーツ性を追求している。そのため、トップモデルには調整可能なダンピングとスポーツサスペンションが装備されている。
そして、再開発された4モーション4輪駆動システムは、トルクベクタリングにより、ティグアンの中でも特に俊敏なハンドリングを確保することが可能となっている。
エンジンの駆動トルクは、必要に応じて各ホイールに適切に配分される。

ホイールは、VWがティグアンR専用に21インチホイールを用意し、ホイールフランジにはRのロゴが入っている。その後ろには、18インチのスポーツブレーキとドリルドディスクが装着されている。

エンジン: 320馬力、420Nm

ティグアンRのボンネットの下には、2リッター4気筒EA888シリーズのパワーユニットが搭載されている。
このエンジンは、先代のゴルフ7 Rにもパワーを与えた、実証済みパワーユニットの第4世代だ。
ティグアンRでは、このエンジンは320馬力、最大トルク420Nmを発揮する。
走行データや加速値については、まだVWからの公式発表はないが、市場投入次期はすでに概ね決まっている。
ティグアンRは、2020年末までにディーラーショールームに並び始め、販売開始される予定だ。

320馬力の強烈なエンジンサウンドを味わいたい人は、ティグアンR用にあつらえられたアクラポヴィッチ社製のチタン製エキゾーストシステムを注文することができる。
ティグアンRは、追加のラジエターに空気を供給するために、巨大なエアインテークを必要とする。

Text: Andreas Huber
Photo: Volkswagen AG