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1991年のル・マン優勝車 マツダ787Bへのオマージュ モンスターサウンドを持つヴァンケルエンジン搭載の「マダズ787D」とは?

2023年12月31日

マダズ787D: マイク ウィデットによるチューニング。5ローターのヴァンケルロータリーエンジン: それはいかにブルートなサウンドか。ニュージーランドのチューナー、”マッド” マイク ウィデットの「マダズ787D」が爆音を轟かす。

「ルールに縛られずにクルマを作ると、こうなるんだ」と、”マッド” マイク ウィデットは最新作の最初の写真の下に誇らしげに書いている。

ニュージーランドの有名なドリフト競技者であり、チューナーでもある彼は、12月初めに母国で最新のプロジェクトを発表した: 「マダズ(Madaz)787D」が、そのワイルドな自作車の名前である!

世界初の5ローター ヴァンケルロータリーエンジンを搭載した「787D」は、圧倒的な咆哮と無類のサウンドを奏でる。回転するローターからの距離が極めて短いため、燃焼ガスはフロントタイヤの真後ろに排出される!

1991年のル・マン優勝車へのオマージュ

日本人チューナーであり、「ロケットバニー」の創設者でもある三浦 圭がボディワークを担当した。4代目「マツダRX-7」をゆるやかにベースとした「787D」は、実際には小さな「グループCカー」のようで、伝説的な「マツダ787B」へのオマージュとしては十分すぎるほど成功している。この日本車と4ローターヴァンケルロータリーエンジンを搭載したドイツのフォルカー ヴァイドラーは、チームメイトのジョニー ハーバートとベルトラン ガショーとともに1991年の「ル・マン24時間レース」で優勝した。

力強い外観とサウンド:マダズ787D。

この象徴的な塗装は、マイク ウィデットの最新プロジェクトでも見られるが、新色(オレンジグリーンの代わりにホワイトブルー)と新スポンサーが採用されている。玩具メーカーの「ホットウィール」がこれほど目立っているのには特別な背景がある。興味のある方は以下をチェックしてください(笑)。
https://hotwheels.fandom.com/wiki/Mad_Mike_Drift_Attack

Text: Frederik Hackbarth
Photo: Omegah Photography / Mad Mike Whiddett Facebook