もうじきやってくるアルファロメオ製新型ミニSUV そのモデル名は? インスタでティーザーヒント 燃焼モデルも・・・
2023年12月17日
アルファロメオ: ミニSUVの情報がリーク。アルファロメオの新型ミニSUVの画像は、2023年秋に初めてリークされた。そして、そのモデル名についての具体的な手がかりを与えている。
アルファロメオが「トナーレ」の下の新型SUVを投入する。Bセグメントの小型エントリーモデルで、社内でのワーキングタイトルは「キッド(Kid)」となっており、2024年第1四半期に正式発表される予定で、ブランド初のオールエレクトリックSUVモデルとなる。現在、このSUVには非常に具体的な名前が付けられるとの見方が多い。
新型SUVの名前もおそらく峠にちなんだものになるだろう
2023年12月6日、アルファロメオはインスタグラムで短い動画を公開した。そして次の場所が示された:イタリアのアレーゼにある”ムゼオ ストリコ アルファロメオ=Museo storico Alfa Romeo”、ドゥオーモ広場、ステランティスのテストコースであるバロッコ試験場、「ステルヴィオ」の名前の由来となったシルファー ヨッホ(イタリア語で峠は”Passo dello Stelvio”と呼ばれるため)、そして最後の座標はブレンナー峠である。イタリア語では「ブレンネロ」。これは新型ミニSUVの具体的な名称を示すものかもしれないが、まだ確認されていない。
インスタグラムのリーク写真
2023年秋、新型SUVの画像がリークされた。よく見ると、スクデットラジエターグリル、電話ダイヤルホイール、ジュリアスタイルのバンパーインテークなど、アルファの特徴が見て取れる。これは独立したデザインスタディだと推測することもできるが、3Dモデルのディテールのレベルやリークのタイミングから、おそらくチェントロ スティーレ アルファロメオのデザイン部門からのものだと思われる。
フロントセクションにはスプリットLEDヘッドライトが採用されている。スクデットのラジエーターグリルは、通常のよりも小さく、中央にナンバープレート用のスペースが設けられているのも注目に値する。
電動モデルを計画中、内燃エンジンも搭載の可能性
滑らかなボディラインと強調されたリアショルダー。リアでは、クーペスタイルのリアウィンドウが際立ち、印象的なウィングとスリムなLEDテールライトの上に配置されたセカンダリースポイラーによって補完されている。
技術的には、新型アルファは、「ジープ アベンジャー」や「フィアット600」など、ステランティスグループの他のモデルにすでに採用されている「CMP/eCMP」プラットフォームをベースにする可能性が高い。イタリア側は公式には純粋な電動モデルについて話しているが、燃焼エンジンを搭載したバージョンもあり得るようだ。
電動バージョンに関しては、前輪駆動のほか、デュアルモーターと全輪駆動も提供されるようだ。性能面では、115kW(156馬力)のモーターと260Nmの最大トルクが想定され、54kWhのバッテリーを搭載することで、航続距離は約384kmとなるはずだ。
プジョーの一部モデルに採用されている1.2リッターターボ3気筒エンジンを搭載した燃焼バージョンが発売される可能性もある。そうなれば、出力は100〜130馬力となる可能性がある。
Text: Sebastian Friemel and Kim-Sarah Biehl
Photo: Instagram/alfaromeo.ita