【このトゥインゴなんぼ?】すでにコレクターズアイテム?20年前の13万km超の初代「ルノー トゥインゴ」がこの値段なら買ってもいいかな・・・
2023年11月15日
ルノー トゥインゴ1.2。折りたたみ式ルーフ: eBayに出品。このトゥインゴ1はまだビギナーズカーなのか、それともすでにコレクターズアイテムなのか?この小さなフランス車は、理想的なビギナーズカーとして販売されているが、日常のシティランナバウトとしても適している。
初代「ルノー トゥインゴ」は、それなりに独創的なクルマだった。生き生きとしたパステルカラーやカエルのような顔については異論&賛否両論あるだろう。しかし、可変インテリアを備えたマイクロバンの形は、想像を絶する可能性を提供した。この小さな車は家具を運ぶことさえできたのだ。
特に魅力的だったのは、大きな折りたたみ式ルーフを備えたバージョンだ。平日は超実用的なシティランナバウトの快適さを提供し、週末はほとんどオープンカー感覚だった。そんなクルマが現在eBayで売りに出されている。
トゥインゴについて広告にはこのように書かれている
売り手は自分の車を理想的な初心者用の車と表現している。「トゥインゴ」は小さく、軽快で、操縦性に優れ、維持費もほとんどかからないので、理解できる。情報によると、例えば「トゥインゴ1.2」の税金は年間たったの81ユーロ(約1万2千円)だ。
この「ルノー トゥインゴ」は2003年に製造され、登録された。出品者は走行距離は約13万5,000kmと述べている。年式の割に状態は良いという。特に内装は良いようだ。
価格は1,499ユーロ(約24万円)。この値段で買えるのは、よく言えば非常にリーズナブルな車だが、購入後には投資が必要な車だ。ルノーは現在、車検がなく、登録もされておらず、トレーラーで引き取らなければならない。
スターター、クラッチケーブル、ブレーキはすでに新品だ。しかし売り手によれば、タイヤは交換が必要だという。深刻な場所に錆はないようだ。リアアクスルとシルは「問題ない」とのこと。
この小さなルノーについて知っておくべきこと
「トゥインゴ」が欲しいなら、買う前に注意深く見るべきだ。ディスプレイは透明な印象を与え、やるべきことは管理可能だ。自分でやるか、メカニックにやってもらうかは問題ではない。
とはいえ、ブレーマーハーフェン近郊での実地検査と試乗(私有地か仮ナンバーで)は行うべきだ。「トゥインゴ」が広告の印象どおりかどうか、すべてが機能するかどうかを知るには、これが最善の方法だ。
維持費は高くないし、「トゥインゴ」のスペアパーツも高くはない。だから、ボディが十分に健康なら、この小さな車は初心者の車、冬の車、あるいは街乗り用のセカンドカーとして実に適している。
必要な小銭とスペースに余裕があれば、ルノーをレストアしてクラシックカーとして維持することも考えられる。Hナンバーはまだ10年先の話だ。しかし、金銭的な負担はそれほど大きくない。
結論:
ビギナーズカーOK。でも、使い倒して捨てないでほしい。初代「ルノー トゥインゴ」は、油断しているといつの間にか消えてしまう、日常のヒーローの1台なのだ。
Text: Lars Hänsch-Petersen
Photo: AUTO BILD Montage eBay/bruesewitz2020