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【エレガントビューティ】芸術品? 美しすぎるロールス・ロイス ラ・ローズ ノワール ドロップテール 世界で最も高価なワンオフモデル物語

2023年8月31日

ロールス・ロイス ラ・ローズ ノワール:約2500万ユーロ。「ラ・ローズ ノワール」と呼ばれるこの2シーターコンバーチブルは、現在世界で最も高価な車である!しかし、誰が買ったのか?

おそらく世界で最も高級で、最も高価な新車は、2シーターコンバーチブルで、「ラ・ローズ ノワール」(黒いバラ)の名を持つ。この贅沢な車はロールス・ロイスのもので、メーカーは丸5年間、この車の開発に取り組んだ。その価格は?約2,500万ユーロ(約40億円)だ!!!

それ以前にも、ロールス・ロイスは世界で最も高価なモデルを販売した。2021年に発表されたロールス・ロイスの「ボートテール」は、当時、「わずか」、2,300万ユーロ(約36億8千万円)だった。

「ラ・ローズ ノワール」の外観は、フランス原産の黒いバカラのバラにインスパイアされている。バラのように、このクルマは見る角度で色が変わり、光が当たると濃い赤色に輝く。ロールス・ロイスによると、この珍しいタイプのバラは、顧客の家族の母親が愛したものだという。

「ラ・ローズ ノワール」の外観は、フランスの黒いバカラのバラをイメージしている。

内装もまた贅沢だ。最高級のレザーに加え、金属が使用され、1,603個のウッドパーツからなるウッドパネルが作られている。バラの花びらを散りばめたようなコックピットトリム。

新しいオーナーは、ダッシュボードに埋め込まれたスイスの高級ブランド、オーデマ ピゲの時計で常に時間を確認する。価格的には、このブランドの時計は、少なくとも2万ユーロ(約320万円)前後の予算が必要だが、ここでは6桁台後半(1億円前後)のモデルが装着されているようだ。

車内にある他のものも見逃すことはできない。晴れた週末の旅行をさらに楽しくするために、シャンパンクーラーがあり、スパークリングウォーター1本とクリスタルフルート2本が入るスペースがある。これ以上何を望む?

唯一無二のコンバーチブルはすでに引き渡された

このワンオフモデルは独自のプラットフォームを採用しており、現行モデルの「ゴースト」や「ファントム」をベースにしていない。ボンネットの下には2基のターボチャージャーを備えた6.6リッターV12エンジンが搭載され、最高出力600馬力、最大トルク840ニュートンメーターを発生する。

コックピットのトリムは、バラの花びらを散りばめたようなデザイン。

この車は最近、ペブルビーチ近くの「モントレー カー ウィーク」のプライベートイベントで引き渡された。しかし、誰がこれほど大金を使い、世界で最も高価な車を手に入れたのだろうか?

LVMHのボスの妻が購入?

英国メディアの報道によると、このプライベートな購入は、「華やかで芸術を愛する、シャンパンとファッションの王朝の、超リッチな夫の、超リッチな妻」によるものだという。憶測では、エレーヌ メルシエ アルノー(63)ではないかと言われている。

彼女は、高級ブランドグループLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)のトップである億万長者ベルナール アルノー(74)の妻で、約2,300億ユーロ(約40兆円)の資産を持つ世界有数の富豪である。

Text: Jan-Menno Gebhardt