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「日産スカイライン400R NISMO」登場!それはパフォーマンス、ドライビングプレジャー、そして情熱を意味する!

2023年8月20日

日産スカイライン400R NISMO V37(2023)。NISMOとは、パフォーマンス、ドライビングプレジャー、そして情熱を意味する。日産がスカイラインの特別モデルで実現したいのは、まさにそれだ。

「スカイライン」と聞いて、現行型サルーン(V37)を思い浮かべる人は少ないだろう。しかし今、この劣勢モデルに注目する価値はさらに高まっている!というのも、NISMO(ニスモ)がチューニングして、「本物の」スカイラインを作り上げたからだ!日本車は厳しく限定生産され、速く、そして安い!

デザイン

「スカイライン」と聞けば、おそらく誰もが別のクルマを思い浮かべるだろうが、サルーンには、すぐにNISMOの遺伝子が見て取れる。カラーは全部で5種類用意されるが、NISMO限定のステルスグレーが採用されている。対照的に、フロントとリアのバンパー、サイドスカート、ミラーキャップに施された赤いアクセントがひときわ目を引く。

流線型のボディワーク、小型のスポイラー、F1スタイルのテールライトが、日産が何を目指しているかを物語っている。

フロントフェンダーには往年のGTエンブレムが装着されている。さらに、「スカイライン」にはエンケイ製の19インチ専用ホイールが装着され、リアホイールは先代よりも20mmワイド化されている。

インテリア

日本車はもちろん右ハンドルで、オートマチックトランスミッションを搭載している。本格的なスポーツカーなので、レカロ製のバケットシート(カラーマッチで赤のアクセントもある)ももちろん見逃せない。ステアリングホイール12時のマーカーも赤である。

レカロ製のカラーマッチドバケットシートがインテリアにスポーティなタッチを加えている。

エンジン

排気量3.0リッター、最高出力420馬力、最大トルク550NmのV6エンジンを搭載(エンジンコード: VR30DDTT、ニスモがチューニング)。3つの異なるドライビングモード(スタンダード、スポーツ、スポーツ+)は、日常走行からサーキット走行までカバーするように設計されている。パワーは常に後輪に伝達される。

パワーとクルマが一体となるように、日産はパフォーマンスタイヤ、サスペンションとスタビライザーに専用チューニングを施し、改良型オイルクーラーなどを装備している。制動距離も短縮されている。

見逃せないのは、可能な限りエアロダイナミクスを追求した、非常に精巧にデザインされたボンネットだ。

価格と市場投入

スポーツサルーンの価格は非常にリーズナブルだ。50,372ユーロ(約795万円)から始まり、54,140ユーロ(約855万円)、そして100台限定モデルは60,595ユーロ(約955万円)。このような希少車としてはかなりお買い得だ!しかし、残念ながら、スカイラインNISMOはヨーロッパ市場向けではないので、この価格はあまり意味がない!日本では、「スカイラインNISMO」は2023年9月に、「NISMOリミテッド」は2024年夏に発売される予定だ。

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Nissan Motor Co., Ltd