1. ホーム
  2. 特集
  3. アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.19 四国お宝発見編 2

アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.19 四国お宝発見編 2

2023年7月10日

今週は四国をお遍路参りなみに巡業し、古くからのお客さんや、昨年導入いただいたクライアントのフォローアップと併せ、新たなブランドのディーラーへ訪問しました。ところで、都市部のエンスーオーナーはワークショップ選びも何とかなりそうですが、ローカルエリアの皆さんは、ご自身の愛車、普段のメンテナンスはどうされているのでしょう?

続いてお宝発見はこちら、なにやら特別感満載の、七宝焼きバッジが主張しています。こちら、ランチア・フラミニアクーペ。カロッツェリアトゥーリングに、スーパーレッジェーラのバッジ付きでした。知人の某老舗クルマ雑誌で編集長をされた方曰く、オーナーズクラブ会長のクルマでは?とのこと。いやぁ、洋の東西を問わず、何処にでもお好きな方はいらっしゃるし、いわゆるエンスージャストの方々がコレクションする様々なクルマを楽しめるのも、こういった頼れるワークショップあってのお話し。

滅多にお目にかかれないランチア・フラミニアクーペ。
妖艶なランチア・フラミニアクーペの後ろ姿。
ランチア・フラミニアクーペのカロッツェリアトゥーリングのバッジ。
ランチア・フラミニアクーペのボンネットにはスーパーレッジェーラのバッジ。

大昔に聞いたある話しでは、某有名コレクターは、新旧取り混ぜた自身の愛車を常に最善の状態に保つため、専任の整備士を囲っていたとのこと。やはりそのくらい突き抜けていないと、この手の古いクルマを所有、そしてコンディションを維持できないのでしょう。せめて、信頼のおける、お馴染みのワークショップがあれば安心ですね。

クルマは買うだけでなく、所有してからも手を掛けねばなりません。特に古いクルマは、愛情を注ぐことが求められますから、お気に入りのワークショップを見つけねばならないのです。もちろん古いクルマを所有する読者の皆さんは、頼れるショップがあるでしょうけど。

何れにしても、このクライアントを訪問して、日頃のメンテナンスがいかに重要か、改めて考えさせられた次第です。特に古いクルマは、手をかけてこそ楽しめるわけですから。

さて、高松を後にして高知へ向かいますが、夕方のオンライン会議がキャンセルされて余裕ができたため、なるべく高速を使わず山越えします。鉄分タップリな先輩のお導きをヒントに、土讃線に沿った景色や路線を見ながら、ロングドライブを楽しむとしますか。(鉄道好き向けですが、行程の様子は動画を見てくださいね)

これも珍しい、クラシックなコルベットも入庫中。ボディーラインも素敵ですが、ペイントも限定車っぽい。
徳島方面へ抜ける街道沿いに面したワークショップ、高松市内から向かうとこの看板が目に入ります。

車検・点検整備から一般整備、そして重整備や中古車まで、何でもお問い合わせは下記から。
オートルーチェ 〒761-0122香川県高松市牟礼町大町2544-20 TEL:087-845-8128
http://auto-luce.net/

Text&Photo&Movie:ナカタ ヒロユキ

【筆者の紹介】
ナカタ ヒロユキ
少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。