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【希望の光】やれやれトラクターとケンカしたって勝てるわけないよね (;^ω^) でもアシスタンスシステムが命を救ってくれるかもー

2023年6月30日

トラクター、コンバイン、収穫機との事故。農業機械が関係する事故では、死亡のリスクが56倍に増加する。しかし、最新のドライバーアシスタンスシステムがあれば、より安全性を高めることができることが判明した。

夏が近づくにつれ、農業機械が道路を走ることが多くなる。事故が起きた場合、自動車、バイク、自転車のドライバーに非劇的な結果をもたらすことが多いため、事故研究者は、このリスクは非常に過小評価されていると警告している。

トラクター、コンバイン、収穫機は農業用トラクターと呼ばれる。これらは大型化、重量化し、トラックの代用となることが多いが、最新のドライバーアシストシステムを搭載している必要はない。時速40kmの制限速度で、16歳から運転することができるようになっているくらいだ。

農業機械との事故は通常、重大な結果をもたらす

ドイツ保険会社事故調査(UDV)の調査によると、「農業機械との事故は比較的まれだが、重傷や死亡に至ることが不釣り合いなほど多い」という。トラクターが関与する事故で人が死亡する確率は、自動車が関与する事故の56倍、バイクが関与する事故の3倍である。

生存の可能性なし: 自動車と収穫機械が衝突。保険会社の衝突試験にて。
Photo: Harald Almonat/GDV

しかし、これらの事故のほとんどは、4月から10月にかけて、ほぼ80%が日中(88%)、乾燥した状態(91%)という最高の外的条件で起きていることも事実だ。

“少しでも疑問があれば追い越さない”

この調査の結果、UDVは、乗用車では以前から標準装備されている緊急ブレーキと車線変更アシストの搭載を義務付けるよう求めている。また、フロントカメラシステムを導入することで、見通しの悪い交差点での危険性を大幅に低減することができる。ドライバーは防衛的な運転を心がけ、「少しでも疑問があれば追い越さない」ことが大切だ。

Text: Matthias Moetsch