強烈な個性を放つ2代目トヨタC-HR よりエレガントになったクロスオーバーの全情報をお届け!
2023年6月29日
これが新型トヨタC-HRだ。強烈な個性を放つ第2弾:トヨタはC-HRを刷新し、クロスオーバーの新しい領域に踏み込む!
イエスかノーか?時には明確な立場を取らなければならないこともある。例えば、「トヨタC-HR」。トヨタは現在、不可能を可能にすることを目指した2代目「C-HR」を発表した。
「C-HR」は喜ばれるものではないはずだが、新しい顧客層を開拓し、実用的であり続け、より価値のあるものとなるはずだ。不可能?いや、可能だ。まずは上の写真を見てほしい。そう、新型「C-HR」は大ヒットモデルの先代のままであることに変わりはない。しかし、以前よりもモダンでエレガントになった。
新しいフロントがC-HRをより印象的に
ギザギザのヘッドライトとシャープなトヨタノーズ(「ハンマーヘッド」)が印象的な新フロントは、新型「プリウス」や「bZ4X e-SUV」を彷彿とさせる。横顔では、最大20インチのホイールに視線が釘付けになる。フラッシュドアハンドルは現代的である!リアドアは、ルーフの下にうまく隠されたオープナーによって、もはや乗員を混乱させることはない。欠点はない。
先代のクーペのようなルーフラインは健在
将来的には、伝統的なクーペのようなルーフラインと同様に、シャープなエッジも「C-HR」の一部となるだろう。ツートーンカラーの塗装は上級トリムレベルにのみ施されるもので、騙されてはいけない。リアドアはバイカラー塗装が見せるよりも大きい。リアでは、シンプルな細いテールライトが全体の簡潔なデザインに溶け込んでいる。
素材と仕上がりの見事な選択
エクステリアはもういい。乗り込む。フラットなフロントガラスの向こうには、ちょっとしたバン感覚がある。先代の有機的なフォルムは忘れ去られている。新型「C-HR」では、すべてが直線的で、素材はより高品質に見える。ドア、ダッシュボード、スピードメーターベゼル、センターコンソールなど、すべてが柔らかい。
アップルCarPlayやアンドロイドオートも配線なしで使えるし、室内ミラーは従来通りに機能するか、カメラの画像を取り込むか、64色のアンビエント照明は時間帯や個人の好み、走行モードに合わせて変化する。
後頭部はやや窮屈
フロントでは背の高い人も制限なく座ることができ、リアでは1.95メートルでも膝元にはまだスペースがあるが、頭頂部はやや窮屈で、リアのクーペのような閉鎖感がそれを悪化させている。ラゲッジペースは?トヨタはそれについてはまだ沈黙している。しかし我々は、先代と同じ約360リットルだと見ている。
エンジンは140馬力から
エンジンでは、プラグインハイブリッド(223馬力、純電動航続距離66km)が新登場し、その下に198馬力の2.0ハイブリッドがあり、前輪駆動または全輪駆動が選択できる。140馬力のハイブリッドは2023年末にデビューする。
結論:
良い!「C-HR」はいい意味で改良されないままである。しかし、新しくクリーンな外観は、確実に新しいファンを惹きつけるだろう。現代的なライフスタイラーだ。
Text: Peter R. Fischer
Photo: Toyota