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【新車!新車!新車!】今年デビューするニューモデル52台をご紹介! 後編 プジョー、ポルシェ、VWなど

2023年6月27日

2023年、こんな新車がやってくる!新型メルセデスEクラス、BMW5シリーズとi5、VWティグアン、アウディQ6 e-tron、フォードの新型エクスプローラー。電気自動車・ハイブリッド車多数。

ほとんどのメーカーが内燃機関の終了時期をすでに確定していることは、2023年の新型車を見ればすぐにわかる。内燃機関のみ搭載するモデルが少ないのは周知の通り。「BMW 5シリーズ」「メルセデス Eクラス」のように電動化が進んでいる。

ニューモデルの大半は電動化される

しかし、電動化はビッグネームにとどまらない。フォルクスワーゲンは、オール電化の「VW ID.Buzz」を発表し、ロングホイールベースバージョンも登場する予定だ。メルセデスは、パネルバン「EQT」で電気自動車EQファミリーを拡大する予定だ。

「アウディQ6 e-tron」がポルシェと共同開発したPPEプラットフォームをベースにした新モデルとなり、ポルシェの新型「マカン」もこのプラットフォームをベースにする予定だ。

2023年の新車をアルファベット順に紹介: P~W

プジョー3008: フランスのコンパクトSUVの新型は、2023年内に発表される予定。新しいステランティスのミディアム(Medium)プラットフォームで、Eバージョンもある。
Photo: Bernhard Reichel
プジョー208/e-208フェイスリフト: プジョーは、208を研ぎ澄まされたデザインで後半戦に送り出す。電気自動車版は、バッテリーを大型化し、航続距離を伸ばして発売される予定だ。
Photo: B. Reichel
プジョー408: プジョーは408で、308をベースにした新しいクロスオーバーでモデルレンジを拡大している。このモデルは、車高が高く、流れるようなルーフラインを持つにもかかわらず、SUVクーペと見なされることを望んでいない。ボンネットの下には、内燃機関とハイブリッドエンジンが用意されている。
Photo: Stellantis
プジョーe-308/e-308 SW: これまでプジョーは「308」と「308 SW」をラインナップしていたが、2023年半ばに完全電気自動車として発売する。フランス車は115kW(156馬力)を搭載し、構成によっては最大400kmの航続が可能だ。
Photo: Stellantis
プジョー2008/e-2008フェイスリフト: 2008のフェイスリフトでは、視覚的にもいくつかの革新的な要素を取り入れている! 2008は、508に次いで、フロントに新しいライトシグネチャーを採用した2番目のモデルとなっている。
Photo: Stellantis
ポールスター4: 新型ポールスター4で、スウェーデン人はもうひとつの電動SUVを世に送り出す。サイズ的には、クロスオーバーのポールスター2と、すでに発表されているポールスター3の間に位置づけられる。エンジンは最大544馬力で、ポールスターは最大600kmの航続距離を示している。
Photo: Polestar Automotive
ポールスター3: ボルボ傘下の第3のモデルは、トップインフォテインメントを搭載したクーペ風のSUVとなる。オプションによって、SUVの出力は490馬力から517馬力(パフォーマンスパック付き)、航続距離は最大610kmとなる。価格は89,900ユーロ(約1,350万円)からとなっている。
Photo: Polestar
ポルシェ パナメーラ: 2016年、ポルシェは第2世代の「パナメーラ」(写真)をディーラーに持ち込んだ。このスポーツセダンの第3世代は、2023年に発表される可能性がある。
Photo: Porsche AG
ポルシェ マカン エレクトロ: 次期マカンは電気自動車となり、当初は内燃機関版と並行して提供される予定だ。SUVの電気バージョンは、新開発のPPEプラットフォームをベースにしており、800ボルト技術も搭載している。
Photo: Bernhard Reichel
ロールス・ロイス スペクター: 一見して、スペクターが純粋な電気自動車であることがわかるのは、知る人ぞ知るところだ。3トン弱の乾燥重量を、585馬力の電気出力と900Nmのトルクで相殺する。
Photo: Rolls-Royce Motor Cars
スマート#2: スマートは、#1によって、SUV形式の新しいe-carを投入した。スマート#2では、クーペのようなバリエーションが登場する可能性がある。また、ブラバスによる最高出力428馬力のパフォーマンスバージョンも考えられる。
Photo: B. Reichel
テスラ サイバートラック: テスラの新しい電動ピックアップは、硬質ステンレス鋼製で、防弾ガラスが付属し、3秒以内に時速100kmまで疾走することになっている。このサイバートラックは、2023年内に市場に投入される予定だ。100ユーロ(約1万5千円)の手付金で、このピックアップは予約注文することができる。
Photo: Tesla
トヨタ カローラ フェイスリフト: 新鮮な外観とパワートレインの改良で、トヨタは11代目カローラを送り込む。価格的には、約28,000ユーロ(約420万円)からとなる。
Photo: Toyota Motor Corporation
トヨタRAV4フェイスリフト: RAV4の5代目は2019年から発売されているが、今回トヨタはこのSUVにフェイスリフトを施した。視覚的にはほとんど何も変わっていないが、日本車はよりデジタルになり、新しいマルチメディアが搭載された。価格は37,490ユーロ(約562万円)から。
Photo: Toyota
トヨタ プリウス: プリウスで、トヨタはいち早くハイブリッド駆動を採用した自動車メーカーのひとつだ。そして今、ハイブリッドの先達である5代目が登場した。2リッター4気筒エンジンは、電動モーターと合わせてシステム出力223馬力を発生する。
Photo: Toyota
ボルボEX90: ボルボはXC90ですでに大型SUVをラインナップしているが、電気自動車EX90はさらにその上を行く。パワートレインには480馬力と517馬力の2つのバリエーションがあり、2.8トンの車重に対応している。
Photo: Volvo Car
ボルボXC40フェイスリフト: ボルボの最小SUV、XC40がリフレッシュして登場! 2023年内にはアップデートバージョンが登場するはずだ。
Photo: Isabel Hake / AUTO BILD
VW ID.3フェイスリフト: IDファミリーを見ると、ID.3は少しほこりっぽい感じがする。これがフェイスリフトで変わることになった: 外観はよりフレッシュになり、内装材の質も向上している。そして、このところ高騰していた価格も、4万ユーロ(約600万円)の大台を割り込みつつある。
Photo: Volkswagen AG
VW ID.7: ルーフの緩やかなカーブ、リアの大きなハッチ、お腹のパワフルなバッテリー、これが新しいラグジュアリークラス電動式VW ID.7だ!技術的には、82 kWhのバッテリーで700kmまでの走行が可能なはずだ。
Photo: Volkswagen AG
VW ID.Buzz LWB: VWはID.Buzzで、アイコン的存在であるブリ(Bulli)を電動化した。今回、ホイールベースを拡大したロングバージョンが登場し、トランク容量はシート構成によって306~2469リットルの間で変化させることができる。
Photo: Volkswagen AG
VWパサート: 現行パサートは2014年から発売されているが、そろそろ後継車が必要な時期になってきた。コンストラクションコードB9の次期パサートは、エステートバージョンのだけとなるようだ。
Photo: Bernhard Reichel
VWティグアン3: VWのベストセラーが3代目の準備に入った。新しい外観に加え、SUVはおそらく引き続き内燃機関として登場するだろうが、プラグインハイブリッドも登場する可能性が高い。
Photo: Volkswagen AG
VWトゥアレグ フェイスリフト: ヴォルフスブルクの大型SUVがアップデートされる。より印象的なラジエーターグリル、バンパーの大型エアインテーク、フロントヘッドライトの変更など、新しいフロントに加え、おそらく新しい技術も導入されるだろう。
Photo: Volkswagen AG

Text: Peter R. Fischer, Katharina Berndt and Sebastian Friemel