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【新車!新車!新車!】今年デビューするニューモデル52台をご紹介! 前編 アウディ、BMW、メルセデスなど

2023年6月26日

2023年、こんな新車がやってくる!新型メルセデスEクラス、BMW5シリーズとi5、VWティグアン、アウディQ6 e-tron、フォードの新型エクスプローラー。電気自動車・ハイブリッド車多数。

ほとんどのメーカーが内燃機関の終了時期をすでに確定していることは、2023年の新型車を見ればすぐにわかる。内燃機関のみ搭載するモデルが少ないのは周知の通り。「BMW 5シリーズ」「メルセデス Eクラス」のように電動化が進んでいる。

新型「ホンダ シビック タイプR」には、先代モデルのエンジンが搭載されている。また、マツダが新型SUV「CX-80」を投入する計画は、内燃機関ファンにとって歓迎すべきことだろう。トップバージョンには直列6気筒が搭載される可能性が高い。

ニューモデルの大半は電動化される

しかし、電動化はビッグネームにとどまらない。フォルクスワーゲンは、オール電化の「VW ID.Buzz」を発表し、ロングホイールベースバージョンも登場する予定だ。メルセデスは、パネルバン「EQT」で電気自動車EQファミリーを拡大する予定だ。

「アウディQ6 e-tron」がポルシェと共同開発したPPEプラットフォームをベースにした新モデルとなり、ポルシェの新型「マカン」もこのプラットフォームをベースにする予定だ。

2023年の新車をアルファベット順に紹介: A~M

アウディQ6 e-tron: Q5のサイズにもかかわらず、Q7並みの広さを持つとされている。PPEプラットフォームのおかげで、800ボルトの電流と500km弱の航続距離が可能だ。
Photo: AUTO BILD / Larson
BMW 5シリーズ/i5: 2020年にリフレッシュされたばかりの5シリーズ、今度は第8世代がスタートする。視覚的には小さな7シリーズではなく、アッパークラスのバイエルンは、控えめながらエッジをきかせたデザインとなっている。5シリーズには初めて、オールエレクトリックのi5も用意された(写真)。
Photo: BMW Group
BMW X2/iX2: 新型BMW X2は真のSUVクーペとなり、もちろんオールエレクトリックの派生モデルiX2も見逃せない(写真)。
Photo: Bernhard Reichel
BMW X5/X6フェイスリフト: BMWが両SUVを包括的にフェイスリフト。外観に加え、ミュンヘンの2モデルのエンジン・ラインナップも見直された。すべてのパワートレインに、今回のリフレッシュでパフォーマンスプラスが提供される。
Photo: BMW Group
BMW XMラベルレッド: BMWは、ラベルレッドにより、さらにパワフルなXMの限定特別モデルを発売する。システム出力748馬力のこのモデルは、Mシリーズの中で最もパワフルなモデルである。
Photo: BMW Group
BMW i7 M70: 新型7シリーズに、初めてオールエレクトリックのi7が登場。全長5.39mのラグジュアリーライナーのトップモデルがi70 M70で、最高出力660馬力、最大トルク1100Nmの全輪駆動を標準装備している。航続距離:最大560km。
Photo: BMW Group
DS 9フェイスリフト: DS 9で、フランスのメーカーは、BMW 5シリーズとメルセデスEクラスの対抗馬を手に入れた。サルーンに新たなフレッシュさを与える。
Photo: Christoph Börries / AUTO BILD
フォード マスタング:新鮮なデザイン、デジタルインテリア、そして450馬力を超える5.0リッターV8の改良で、フォードはクラシックなマッスルカーを再始動させる。より効率的にするために、EcoBoost 4気筒は引き続き使用される。
Photo: Ford Motor Company
フォード ブロンコ: 多くの噂が流れたが、この度、正式に発表された。フォードがブロンコをヨーロッパに導入することになり、ドイツにもオフローダーがやってくる。
Photo: The Ford Motor Company
フォード エクスプローラー: エクスプローラーが電気自動車になる!このE-SUVは、VWのMEBプラットフォームをベースにしているが、センターコンソールに回転式ディスプレイを採用するなど、装備やインテリアの面で特別な特徴を備えている。
Photo: Ford
ランボルギーニ レブエルト: イタリアのスーパースポーツカーのフラッグシップは、V12エンジンに拘る。プラグインハイブリッドとして、3基の電動モーターと組み合わせて、1015馬力を発生し、最高速度は350km/h以上となる。
Photo: Automobili Lamborghini S.p.A.
ランボルギーニ ウラカン ステラート: ステラートという名は、オフロードで最高のドライビングプレジャーを味わうためのウラカンを表している。そのために、V10スポーツカーはオフロードのような外観にトリミングされ、高いサスペンションが装備され、リフトアップしている。
Photo: Automobili Lamborghini S.p.A
ランドローバー ディフェンダー130: ディフェンダー90、大型のディフェンダー110に続き、ランドローバーも8人乗りで巨大な空間を持つストレッチディフェンダー130を発表した。
Photo: Land Rover
ロータス・エレトレ: これまでロータスといえば小型軽量のスポーツカーだったが、今度は電気駆動の大型SUVを作った。トップバージョンは、約900馬力と最大985Nmのパワー、最大600kmの航続距離を誇るオールエレクトリックハイパーSUVだ。
Photo: Lotus Cars Europe
マセラティMC20シエロ: ミッドエンジンのMC20クーペに続いて、マセラティはオープントップのバリエーションも発表。価格は260,000ユーロ(約3,900万円)から。
Photo: Maserati
マセラティ グラントゥーリズモ: マセラティGTは次のラウンドに突入する。490馬力と550馬力のツインターボV6に加え、このスポーツカーには初めて最大829馬力の電気自動車バージョンも用意される。価格的には、クーペは約15万ユーロ(約2,250万円)からになるはずだ。
Photo: Maserati
マツダCX-80: マツダがSUVのラインナップを拡充し、新たに7人乗りを追加する。その名はすでに知られている: CX-80が新型車の名前だ。
Photo: B.Reichel
メルセデスCLAフェイスリフト: フロントとリアのわずかな変更、ヘッドライトの新しいライトグラフィック、インテリアの新しい技術により、メルセデスは2代目CLAを市場投入する。
Photo: Daimler AG
メルセデスGLAフェイスリフト: 2020年に発売されたGLAで、ジャックアップされたAクラスはようやくまともなSUVになった。現在、フェイスリフトが実施され、ビジュアルのタッチアップとパワートレインが電動化された。メルセデスは、やや大型のGLBにもフレッシュセルのメイクアップを施し、両方のSUVに最新のMBUXバージョンが搭載される予定だ。
Photo: Daimler AG
メルセデスGLSフェイスリフト: 2019年に2代目メルセデスGLSが発売されたが、今回、ラグジュアリーSUVはリフレッシュされた。小型モデルのGLAやGLBと同様に、全エンジンレンジが電動化され、48ボルト技術またはプラグインハイブリッドとして提供される。
Photo: Daimler AG
メルセデスGLEフェイスリフト: 大型SUV「GLE」がフェイスリフトを実施する。エクステリアのレタッチが前面に出てくるだろう。エンジンは大幅に見直され、初めてプラグインハイブリッドを搭載したAMGバージョンも登場する可能性がある。
Photo: Daimler AG
メルセデスEクラス(W214): ラグジュアリークラスサルーンをリニューアルする。Eクラスは、EQシリーズに共通するフロントマスクとなり、長いボンネットと後方に配置されたパッセンジャーセルという、古典的な3ボックスサルーンのプロポーションを備えているが、第6世代のEクラスは非常にモダンに見え、もちろん、より広々としたエステートバージョン(エステート)も用意されている。トランクも大型化された恩恵を受けているはずだ。
Photo: Daimler AG
Photo: Daimler AG
メルセデス・マイバッハEQS SUV: メルセデスの大型電気自動車SUVに、よりラグジュアリーなマイバッハのバリエーションが登場。これにより、EQS SUVはマイバッハの名を冠した初の電気自動車モデルとなる。
Photo: Daimler AG
メルセデスAMG GT: 次世代スポーツクーペのスタートラインに立つ。AMG GTはSLとプラットフォームを共有し、そのルックスは新型AMG Oneの要素を取り入れている。
Photo: Bernhard Reichel
メルセデスEQT: シタンの乗用車版が、未来的なデザインとよりオーソドックスなインテリアを備えたE-Carとして登場する。価格: 約35,000ユーロ(約525万円)。
Photo: Daimler AG

Text: Peter R. Fischer, Katharina Berndt and Sebastian Friemel