【このクルマなんぼ？】このスピードリミッターがない2003年製228馬力ポルシェ ボクスターはいくら？　状態は良いとのことだが・・・

この228馬力のボクスターには、リミッターがない！でもポルシェ ボクスターで250km/h以上出る？仕様によると、現在eBayで売られているこの車では、それは問題ない。しかも、この228馬力のロードスターは、コンディションがとても良いそうだ。

夏、太陽、ポルシェを走らせる： もしあなたが今、この記事を読んでいるならば、この好天の中、あなたの夢を叶えるチャンスがある。しかも、それほど高くない金額で。なぜか？なぜなら、この2003年製のシルバーの「ポルシェ ボクスター986」は、現在eBayで、たったの（？）15,000ユーロ（約225万円）で売りに出されているからだ。

売り手は、自分の車は最高のコンディションだと書いている。ポルシェは無事故＆車庫内で管理、かつ禁煙車だ。走行距離は153,468kmだ。この車は最初イタリアで登録され、その後ドイツに逆輸入された個体である。

電子ガバナーが取り外された

イタリアでは、228馬力のエンジンを9,000ユーロ（約135万円）でオーバーホールした。その際、電子制御が外されたと言われている。250km/hでのスピードリミッターは、「もはや問題ではない」と言われている。装備はフルレザーに始まり、オートマチックエアコンに終わる。

「ボクスター」は最後に2022年に大規模な点検を受け、多くの「改良」が施された。その内容は、リアアクスルの新しいゴム、ローダウン、スポーツエキゾーストシステム、ソフトトップのシーリング、ブラックのポルシェカップ用のホイールなどだ。また、塗装も磨かれ、アライメントも調整された。

「ボクスター」は冬に登録抹消されており、購入希望者は再登録する必要がある。

ポルシェ ボクスターについて知っておくべきこと

「ポルシェ ボクスター」は、ポルシェファミリーの中で、長い間、その地位を確立してきた。当初はナローゲージの「911」と揶揄されることもあったが、「911」の弟分としてその軽快さですぐに納得させ、ポルシェを経営危機から脱出させたこともあった。

「986」シリーズの初期には、エンジンに問題があることもあった。しかし、スポーツカーメーカーは熱心に改良を重ね、長い年月をかけてボクスターを、クラシックなロードスターとその魅力を愛するすべての人のための真のインサイダーチップに変えた。

「ボクスター」の需要が高まるにつれ、ポルシェはフィンランドのバルメットに生産の一部を委託するようになった。愛好家たちは、フィンランドのクルマは、ドイツのクルマよりもほんの少し仕上げがいいのではないかと噂しているほどだ。

しかし、賢い人はそんな話に感心せず、購入前に実車をきちんとチェックすべきだろう。このチェックには、前歴の信憑性の確認、選択したクルマへの配慮、試乗など、あらゆることが含まれる。

実用性： 「986」シリーズは、その1年後に登場した「911 996」と多くの部品を共有している。しかし、プレミアムメーカーのクルマでありながら、多少の遊び心を有しているファンカーであることは間違いない。

Text: Lars Hänsch-Petersen
Photo: AUTO BILD Montage eBay.de/schlagertotal