GT3 RSルックの「SSR GT」はポルシェ 911 ターボSを860馬力にチューンナップした究極のポルシェ 911だ!

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SSR GTはGT3 RSのように見えるが、860馬力のターボである。最高速度は340km/h、そして992 GT3 RSを彷彿とさせるルックス。SSR GTは究極のポルシェ911となるはずだ。そしてわずか10台が製造される予定だ!

究極のポルシェ911をつくる: それは、著名なチューナーだけでなく、ポルシェ自身も目指していることだ。その新たな担い手として、チューナーの「SSR Performance」が登場した。「SSR GT」と名付けられた「992ターボ」は、洗練されたエアロダイナミクスと強大なパワーを武器にする。製造台数はわずか10台だ!

しかし、まずはその始まりから: SSRパフォーマンスとは、「Stefan Schlund Racing」の略で、ミュンヘンを拠点とするこの会社は、チューニングの分野以外でも、さまざまな分野で活躍している。SSRは現在、DTMに3台の「ランボルギーニ ウラカンGT3 Evo 2」を投入しているほか、スポーツカーの修理やメンテナンス、クラシックカーのレストア、車両保管サービスも行っている。

2年間の開発期間を経て、究極のポルシェ911を目指したSSR GTが完成した。

SSRはレースで培ったノウハウを活かし、2年間の開発期間を経て、「ポルシェ911(992)ターボS」をベースにした「GT」を今回発表した。究極の「911」を創り出すために、自ら設定した目標は、大幅なパワーアップにより、公道でもレーストラックでもドライバビリティを向上させることだ。

最高速度340km/h

そして、まずはパワーから: 「992ターボS」の3.8リッター6気筒エンジンは、大幅な改良が施されている。新しいターボチャージャー、最適化されたインタークーラー、改良されたインテークシステム、新しいエグゾーストシステムにより、パワーは860馬力と950Nmにまで向上した。標準の「911ターボS」と比較すると、210馬力と150Nmのアップだ。「992ターボ」と比較すると、280馬力と200Nmの増加ということにもなる。SSRは最高速度を340km/h(ターボS: 330km/h)としている。

しかし、数字がすべてではない。パワーアップしたとはいえ、「GT」は公道でもレーストラックでも、より良い走りをすることが求められているからだ。そのために、SSRはエアロダイナミクスに多くの労力を注いだ。例えば、クローズドカーボンアンダーボディは空気抵抗を減らし、固定式カーボンウィングと「992 GT3 RS」を彷彿とさせる新しいフロントセクションは、標準の「911ターボ」と比較してダウンフォースを3倍にしてある。

992 GT3を彷彿とさせるグースネックスタイルのカーボン製リアウイングを採用。

最適化されたブレーキ冷却システムなど

レーストラックでの走行のために、ブレーキ冷却システムも最適化され、F1テストベンチで開発されたマルチアジャスタブルダンパーを備えた新しいサスペンションが装着されており、そのプロトタイプは、ホッケンハイムリンクなどでのセットアップテストを完了している。

10台はそれぞれカスタマイズが可能で、チタン製のプレートにシリアルナンバーが記載されている。現在、4台の「SSR GT」がすでに生産されている。そして、「SSR Performance」は、要望があった場合のみ価格を公開するとしている。

Text: Jan Götze
Photo: SSR Performance