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フェルナンド アロンソのフェラーリ エンツォも落札された! モンテカルロで多くのフェラーリがオークションに

2023年6月12日

フェラーリファンの皆さん、ご注目!マラネロの様々な宝物が6月初旬にモナコでオークションにかけられ、その中にはF1スター、フェルナンド アロンソのエンツォも含まれていた。

元フェラーリドライバーのフェルナンド アロンソは、今、アストンマーティンでマラネロの赤ワインに対抗している。しかし、スペインのF1スターが2011年の「フェラーリ エンツォ」を手放す理由は、おそらくそれではないだろう。

それどころか、アロンソが週末に、モナコGPで2位になったばかりの故郷、モンテカルロのオークションハウスでは、6月8日に大きなフェラーリオークションが開催され、ダブルワールドチャンピオンが良い値段を期待していることだろう。

ちなみに、「エンツォ(走行距離わずか4,800km)」のほか、2010年から2014年まで、スクーデリアのドライバーを務めたスペイン人は、「ラ・フェラーリ」も所有している。

フェラーリのビーチカーはユニーク

1976年のジュネーブモーターショーに出展された、カタール首長のための特別生産車、いわゆる「ビーチカー」は、極めてユニークな一台だ。この車は、「フェラーリ365GTC/4」をベースにスイスで改造されたもので、ドアはもちろん、トランクやソフトトップも存在しない。

フェラーリの「ビーチカー」はオークションの目玉だ。

また、壮大な氷上走行用に特別に改造された2017年の「フェラーリ488GTB」。しかし、6月初旬のオークションで、新しいオーナーを探しているフェラーリの宝物の具体的な開始価格は、まだ公開されていない。

42台の希少なフェラーリにはこれらの車が含まれている

しかし、はっきりしているのは、42台以上の車両がハンマーにかけられ、その大半が美しいだけでなく、罪深いほど高価であるということだ。1950年代の「フェラーリ250GTボアノ」から始まり、60年代の「フェラーリ330GTボアノ」、そして現代まで、フェラーリの歴史は約80年に及ぶ。60年代には、「330GT 2+2」と「365GT 2+2」がオークションに登場する。

70年代は、「365 GTC/4」、「365 GTB/4」、「246 GTS」、「208 GT4」、「365 GT4 2+2」、「308 GT4」、「308 GTSキャブレター」×2台がオークションにかけられる。「マイアミ・バイス」の雰囲気と80年代が好きな人には、「208 GTS」、「208 GTB」、「308 GTB」×2台、「モンディアル8カブリオレ」、「テスタロッサ」×2台、そして、「328 GTSケーニッヒ」から選ぶことができる。

フェラーリのクラシックカーからアロンソのエンツォまで、すべてがそこにある。

90年代も隠す必要はなく、2台の「348 TS」、「348 GTS」、「550マラネロ」、「F355ベルリネッタ」、「F355スパイダーF1」がある。2000年代は、「360スパイダー」、「575スーパーアメリカ」、「599GTBフィオラノ」、「430スクーデリア16M」が代表的なラインナップだ。

現代のクルマが好きなら、過去10年の「458 GT3」、「599 GTO」、「430チャレンジ」、「F12ベルリネッタ」、「458スペチアーレ」、「488 GTB」から選ぶことができる。さらに、「F8トリブート」、「フェラーリ ローマ」、「SF90ストラダーレ」、「812GTS」といった新型車もオークションに出品されている。

財布に余裕があれば、この膨大なセレクションの中から、必ずやあなたのお気に入りが見つかるはずだ。

後日、この夢の「フェラーリオークション」の結果レポートをお楽しみに!

Text: Frederik Hackbarth
Photo: Monaco Car Auctions