アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.18 BMWアフターセールス編 Part2
2023年6月15日
今週は中京エリアへ出張し、昨年お付き合いが始まった名鉄BMWさんへフォローアップ訪問と併せ、中部地区を担当するBMWジャパンのサービス担当エリアマネージャーとお会いし、サービス関連の様々なお話しをさせていただきました。ところで皆さんは普段ご自身の愛車、定期的にメンテナンスしていますか?
今回の面談は、名鉄BMWのサービス部門トップである高見役員と、BMWジャパンのエリアマネージャー小川さん。セールス部門トップからサービス部門トップへ、180°仕事が変わられた高見役員、将来を含めて色々とリスクを感じていらっしゃいます。大きなポイントは2つ、入庫台数の減少と、電動化を上げられました。ご存じの通り2020年初頭にコロナが始まり、また半導体が不足したことで新車供給が減ったために、新車のデリバリーが激減しました。最近は供給量も持ち直しつつありますが、時間差でサービス部門へ影響するのです。理由は簡単、点検は1年後ですし初回車検も3年後ですから、少しずつ入庫が少なくなる訳です。
電気自動車がゲームチェンジャーになる?
2つ目の、ご心配の種である電動化ですが、内燃機関と違い電気自動車はパーツ点数も少なく交換部品も極端に少ないため、将来はサービスのニーズが激減すると踏んでいるからですね。役員ですから目の付け所が、先を見てらっしゃるわけです。というのも、ディーラービジネスを経営目線で見ると、ますますアフターサービスが重要な位置を占めるようになります。理由は、欧州では以前から言われていますが、この数年で新車販売が水モノであることが再確認され、拡大している電動化が、販売チャンネルを大きく変える可能性があるからです。
今後は、下記キャンペーンが良いサンプルですが、古いクルマのユーザーにも目を向けて、色々な施策を繰り広げるのではないでしょうか。年数が経っても、しっかり整備をして大事にすれば、クルマはそれに答えてくれますから。オイルを変えただけでもエンジンのフィーリングは良くなりますし、タイヤを変えようものなら、乗り心地が格段に良くなることを皆さんご存じでしょう。少しでも愛車の調子に異変を感じたら、整備に出しましょう。特に最近のクルマは電子制御が進んでいますから、ディーラーは必ず揃えていますが、専用診断機が無いと正確なデータが分かりませんし、システムアップデートも重要です。
また、現場のマネージャーに聞くところによると、3年分メンテナンスパッケージ終了後の延長は、初回の車検時でも加入できるので、4年目の点検や2回目の車検時でも使えてお得とのこと。読者の中でBMWやMINIをお使いで、メンテナンスパッケージの延長をしていない方、間に合うようでしたら、延長をおススメしますよ!割安な料金で、バッチリ整備できるのですから。
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名鉄BMW
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Text&Photo:ナカタ ヒロユキ
【筆者の紹介】
ナカタ ヒロユキ
少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。