電気自動車の小型SUV 「ボルボEX30」大きな安全性を備えてまもなく発表

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6月7日、ボルボ史上、最も小さなSUVである「ボルボ EX30」が世界に向けて発表される。

ボルボの高い安全性には定評があるが、それは車の大きさで変わるものではない。ボルボは安全性の基準を下げることはない。ボルボは守るべきは搭乗者だけでなく、全ての人々であるとしている。

例えば、交通量の多い市街地では、車のドアが不意に開いて自転車の進路に入ってしまうことが自転車事故の大きな要因となっている。この種の事故は、都市によっては報告される自転車事故の5分の1にも及ぶという。「Cycling UK」によると、英国だけでも毎年平均60人が車のドアとの衝突によって死亡または重症を負っている。

このような事故を減らすために、ボルボ EX30はドア・オープニング・アラートを搭載し、通行中の自転車や他の交通利用者の前でドアを開けようとすると、映像と音声で警告する。

ドア・オープニング・アラートは、ボルボEX30に搭載された安全空間技術の一つであり、街中での安全性向上を目指し、特に交通量の多い都市環境で人々を守ることを目的とした技術で設計されている。

私たちは以前から、車が歩行者や自転車と同じ空間を共有する都市環境での安全性に注力してきました。ボルボEX30で、私たちは街中での安全性を次のレベルに引き上げ、快適なドライブのための完璧なパートナーでありながら、都市の交通量が多い道路でも、あなたや、周囲の人たちを守る小型SUVを作り上げました
ボルボセーフティセンター オーサ・ハグランド

最先端の保護安全性能

ボルボ史上最小のSUVである新型EX30は、ボルボ独自の安全に関する知識と、実際の事故から得た研究に基づき、衝突時にドライバーと乗員を保護するように設計されていおり、最先端の乗員拘束技術や、現実の世界での様々なシナリオを想定して設定された高い安全要件を満たす最上の構造設計によって、EX30はドライバーと乗員を守る。

衝突時に車内の人を守ることは、ボルボにとって常に最重要課題として、EX30の構造設計は、セーフティケージ、A、B、Cピラー、屋根を強化している。運転席の内側にはファーサイドエアバッグを装備し、側面衝突時の頭部や胸部の傷害を軽減するよう設計されている。バッテリーは、シャーシとセーフティケージは、さまざまな形状の高張力鋼で作られており、起こりうる衝突からの衝撃を効率的に相殺する形で安全性を高めている。

必要な時に、必要なサポートをするクルマ

ボルボEX30の室内には、新しい先進のドライバーアラートシステムが標準装備されていて、ステアリングホイールを握っているかどうかの検知に加え、ステアリングホイールの後ろに設置された強力なアルゴリズムで作動する特別なセンサーが、1秒間に約13回、目や顔の動きを検知する。これにより、EX30は、ドライバー自身では気が付かない、不注意や、眠気などのあらゆるトラブルを把握する。

ボルボ史上最小のSUV「EX30」の発表が待ち遠しい。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:Volvo Car Japan