925馬力チューンナップ アウディR8 V10 ブガッティ並みのパワーとスピード

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アウディR8 V10チューニング: ヘネシーパフォーマンスHPE 900

このアウディR8はブガッティ並みの速さを有する。620馬力のアウディR8 V10スパイダーパフォーマンスはもとのままでもパワーが不足しているわけではない。)620馬力もあるのだからあたりまえだ)それでもチューナー、ヘネシーは飽き足らなかったのかV10ツインターボを925馬力にまでチューンナップした。

今や10気筒は希少な存在になってきた、ミドエンジンのスポーツカーも、そして何より自然吸気エンジンも…。アウディR8は、これをすべて兼ね備えている。クーペとロードスターとして利用可能なインゴルシュタット製スーパースポーツカーは、その種の貴重な最後の1台だ。しかしパフォーマンスアップのためには、自然吸気エンジンということは、米国のチューナー、ヘネシーパフォーマンスにとっては最優先事項ではないらしい。

テキサス州のチューナーは、オリジナルR8 V10スパイダーのすでに強力な620馬力というパフォーマンスでは満足できず、HPE900スパイダーに2基のターボチャージャーをインストールし、5.2リッターエンジンにさらなる圧力をかけられるようチューンナップした。さらに、2基のインタークーラー、新しいインテークシステム、ブローオフバルブ、ステンレス製ダウンパイプ、新しいオイルポンプ、そしてもちろん新しいソフトウェアを統合することによって、V10を最高回転数7400rpmで925馬力を発生させることを可能にした。1000馬力まであともう一息だ。

ゼロから100まで2.7秒

インゴルシュタット製スーパースポーツカーのヘネシーチューンナップモデルは、2.7秒弱で0から100km/hまでスプリントダッシュする。これは、量産モデルよりも0.5秒速いタイムだ。
(残念ながら)最高時速に関しては、まだどのくらい増加するかは明らかにされていない。
驚くべきことに、ヘネシーのチューンナップモデルは、見た目、オリジナルR8とほとんど何も変わっていない。オリジナルのエンジンカバーをそのまま使用しているからだ。
唯一、いくつかの新しいレタリングと新しい排気システムによって、このモデルがヘネシーによるR8のチューニングだということがわかる。控えめで「ツウ」な処理ではあるが、はっきりとオリジナルとの違いが判明する外見を望む人もいる、とも思う。
ちなみに、このエンジンチューニングは、2015年以降に生産されたすべてのアウディR8に利用可能だ。
併せて、技術的に密接に関連するランボルギーニ ウラカンのパワーユニットにも応用可能だ。
ヘネシーは価格も現時点では公表していないが、「普通」のR8も3000万円もするのだから、きっとそれ相応の出費は必要なことだろう(おそらく車両価格の50%くらいは絶対に必要)。まあこういう「一番」が必要な人にとっては問題ないのだろうが。

ヘネシーパフォーマンスの大規模な改造は、オリジナルエンジンカバーの下に隠されている。

Text: Michael Gebhardt