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ランボルギーニ60周年を祝う魅惑のウラカン3機種 Huracán STO、Tecnica and EVO Spyder 60th Anniversary Editions

2023年5月1日

ランボルギーニは60周年を祝い、ウラカン STO、ウラカン テクニカ 、ウラカン EVOスパイダー各モデル限定60台のリミテッドエディションを、ミラノデザインウィークの特別イベントで披露した。

ブルー、グレー、ホワイト、グリーンをベースにそれぞれの特徴を生かしたカラーリングが施され、V10シリーズの各モデルにはそれぞれ2種類のコンフィギュレーションが用意されている。各車両には60台限定生産を示す「1of60」のカーボンファイバー製プレートと、「60th」のロゴがドアのペイントとシートに刺繍されている。

60台限定生産を示す「1of60」のカーボンファイバー製プレート。

ウラカン STO リミテッドエディション

ウラカンファミリーの頂点たる、640HPの自然吸気V10エンジンを搭載するウラカン STO(Super Trofeo Omologata)は、ハイパフォーマンスなアスリートのためのスポーツウェアやチームカラーを連想させる同系色でまとめられている。一つはブルー系で、Blu AegeusのボディにBlu Astraeusの要素を配して、Blu Miraのフィニッシュを加えた剥き出しのカーボンファイバーの要素を組み合わせることもできる。インテリアはNero Cosmus(ブラック)とGrigio Octans(グレー)のアルカンターラに、コントラストカラーのBlu Amon(ブルー)でステッチが入る。

Blu Aegeus(ブルー)ボディのウラカン STO。

もう一つのウラカン STOは、Grigio Telesto (グレー)とNero Noctis(ブラック)のボディに剥き出しのカーボンファイバーの組み合わせで、インテリアのNero Cosmus(ブラック)とGrigio Octans(グレー)のアルカンターラにはRosso Alala(レッド)のステッチとレザーディテールがプラスされる。どちらのバージョンも、シートには60周年を示すロゴの刺繍があり、マットブラック仕上げの20インチ鍛造アルミホイールHekが装着されている。

Blu Aegeus(ブルー)ボディのウラカン STO。

ウラカン テクニカ リミテッドエディション

ウラカンの中で最も汎用性が高いウラカン テクニカには、モータースポーツにインスピレーションを得ながら、イタリアのトリコローレ旗の色を洗練されたデザインを取り入れている。一つはGrigio Telesto(グレー)のボディにNero Noctis(ブラック)とRosso Mars(レッド)のディテールをあしらい、同じコントラストがインテリアでもNero Ade(ブラック)のアルカンターラとRosso Alala(レッド)のディテールで繰り返されている。もう一つのウラカン テクニカは、正反対の印象でBianco Asopo(ホワイト)のボディにVerde Viper(グリーン)のラインが入る。この色はインテリアでもNero Adeのアルカンターラで取り入れている。どちらの特別バージョンも、ホイールはシャイニーブラックの20インチDamisoが装着される。

Bianco Asopo(ホワイト)ボディのウラカン テクニカ。

ウラカン EVOスパイダー リミテッドエディション

ハイパフォーマンスオープンのウラカン EVOスパイダーは、極めてユニークなモデル。60周年エディションにはBlu Le MansのボディにコントラストカラーのBianco Isi(ホワイト)のディテールを配し、インテリアも同様にNero AdeのアルカンターラにBlu Amon(ブルー)の刺繍とBianco Leda(ホワイト)のパイピングを施している。もう一つのウラカン EVOスパイダーは、Verde ViperのボディにBianco Isiをあしらい、インテリアはNero AdeのアルカンターラとRosso AlalaとBianco Ledaの配色。どちらの特別バージョンも、ホイールはシャイニーブラックの20インチDamisoが装着される。

Verde Viper(グリーン)のボディのウラカンEVOスパイダーとBianco Asopo(ホワイト)ボディのウラカン テクニカ。
Grigio Telesto (グレー)とNero Noctis(ブラック)ボディのウラカン STO。

60周年記念エディションのアンベールは、ミラノの展示スペース「セゲリア」で 行われた。同時に、新型ランボルギーニ レヴエルトも、先月の世界デビューに続き、ヨーロッパではサンタアガタ・ボロネーゼ以外で初披露となった。このイベントは、ランボルギーニが世界各地で開催する60周年記念セレブレーションイベントの一環で、1月にサンタアガタ・ボロネーゼにあるランボルギーニ・ミュージアムの新装オープンとともに「The Future Began in 1963」と題する特別展の開催で幕を開けた。続いて日本の鈴鹿サーキットで開催した「Lamborghini Day Japan 60th Anniversary」、4月29日には英国シルバーストーン・サーキットで「Lamborghini Day UK-60th Anniversary」が開催された。5月24日にはイタリアで「60th Anniversary Giro」ツアーがスタートする。5月28日にボローニャのマッジョーレ広場で最終日を迎え、一般公開のコンクール・デレガンスを開催し、当日は150台以上のランボルギーニが集結する予定となっている。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:アウトモビリ・ランボルギーニ