クアドリフォリオ誕生100年 アルファロメオ ジュリアとステルヴィオに特別限定モデル登場!

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アルファロメオ ジュリア&ステルヴィオ クアドリフォリオ: クアドリフォリオ誕生100年を記念した特別モデル登場。アルファロメオは、この記念すべき年に、ジュリアとステルヴィオをパワーアップした特別モデルを、それぞれ100台限定で発売する。

2022年末、アルファロメオは「ジュリア」と「ステルヴィオ」のフェイスリフト版を発表したが、今回はそれに続く、特別限定スポーツバージョンのクアドリフォリオの登場である。「クアドリフォリオ」の100周年記念モデル「100 Anniversario」として、2つのモデルの特別仕様車を発売する。

四つ葉のクローバー(クアドリフォリオ)は、今からちょうど100年前のアルファロメオRLSでのレースデビューの際に、幸運のお守りとして活躍した。当時、レーシングドライバーのウーゴ シヴォッチとチームメイトのアントニオ アスカリは、1923年4月15日に地中海のシチリア島で開催された伝説のロードレース、「タルガ フローリオ」に出場し、優勝した。それ以来、このロゴは、アルファロメオのスポーツカーに冠されている。

ゴールドのディテールが映えるスポーティなルックス

特別なモデルにふさわしく、両車とも100台ずつしか製造されない限定車である。「ジュリア」には19インチ、「ステルヴィオ」には21インチのホイールが装着されている。どちらもゴールドのブレーキキャリパーを装備し、フロントフェンダーに着くクアドリフォリオのエンブレムには、さらにゴールドのエレメントが施されている。そこには「1923-2023」の文字も刻まれている。

ステルヴィオ(写真)とジュリアのボンネットの下では、520馬力のパワーがスポーツバージョンに与えられている。

例えば、フロントには、新しいデイタイムランニングライトを採用したマトリクスLEDヘッドライト、リアには、同じくLEDテクノロジーを採用した新型リアライトなど、新しいディテールに加えて、通常のフェイスリフト要素も、もちろん特別モデルに採用されている。

室内には、最も重要な車両情報を表示する12.3インチのインフォテインメントスクリーンが設置されている。インフォテインメントはOTAで最新の状態に保たれる。

さらにパワーアップしたアクラポヴィッチエキゾースト

ボンネットの下は、少しパワーアップしている。「クアドリフォリオ」バージョンは、引き続き2.9リッターV6ツインターボを搭載しているが、その出力は10馬力アップの520馬力に、トルクは600Nmで変わらない。

かつてクローバーリーフは幸運をもたらしたが、今はアルファロメオのクアドリフォリオ仕様に飾られている。

ZF製8速オートマチックも変わらない。特別仕様車のリアアクスル式リミテッドスリップディファレンシャルは、「ジュリアGTA」と「GTAm」で培った経験に基づく、「特別なセットアップ」であると、アルファは述べている。アクラポヴィッチ製エグゾーストシステムが標準装備されている。

価格はおそらく10万ユーロを超えるところからスタートする

アルファロメオによれば、両モデルの受注は数週間後に開始される予定だ。ボディカラーは、「ロッソ エトナ」、「ヴェルデ モントリオール」、「ネロ ヴルカーノ」の3色が用意される。メーカーはまだ価格を発表していない。これまで、「ジュリア」の「クアドリフォリオ」仕様は91,500ユーロ(約1,354万円)、ステルヴィオは98,500ユーロ(約1,457万円)からだった。特別モデルは、少なくとも6桁の価格(10万ユーロ=約1,480万円)になりそうだ。

Text: Sebastian Friemel
Photo: Stellantis