スタイリッシュな外観の史上最もパワフルな市販モデル 「アウディA8 e-tron」が2025年に登場する!

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アウディA8 e-tronは、最もパワフルな市販アウディとなることが決まっている。次期アウディA8は、グランスフェア コンセプトモデルに似た外観、800ボルト技術、700kmを超える航続距離を持つ、電気自動車のフラッグシップとなる予定だ!

2017年から市場に出ている、「アウディA8」は、2021年に、包括的なフェイスリフトを受けたばかりだというのに、ライバルが新型を出したことで古臭く見えてきた。2年後にデビューするとされる新型は、完全電動で登場する予定で、十分なパワーとラグジュアリーさで、主なライバルである、「メルセデスEQS」と「BMW i7」から顧客を奪い取ることを目的としている。アウディの命名規則によれば、このラグジュアリーサルーンは、「A8 e-tron」として発売される予定だ。

このラグジュアリーライナーは、ポルシェとアウディが共同開発した「PPE」プラットフォームの最大バージョンを使用しており、2023年末までに、そのプラットフォームを使った最初のモデルは、新型「Q6 e-tron」としてデビューする予定だ。これに加え、メーカーが用意した最も強力なパワートレインが搭載されている。「グランスフェア」コンセプトモデルでも発表されたように、アウディは、新型「A8」で。従来の3ボックスデザインを廃止する意向だ。

700kmを超える航続距離も可能に

その代わりに、2021年のコンセプトカーに酷似し、風をはらんだなめらかなシルエットを採用し、空力特性を高めて、メルセデスやBMWのライバルに対抗する。120kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載した電気自動車「A8 e-tron」は、800Vの充電機能を搭載し、実質270kWの充電が可能となる。航続距離は約750kmを実現すると言われている。

外観的には、A8はグランスフィアと80%程度同じになるはずだ。

興味深いのは、このセダンが、おそらくアウディのポートフォリオの中で、最もパワフルなモデルになるということだ。スタディモデルでは、すでに711馬力、最大トルク約960Nmを発生し、これは現行の「RS 6パフォーマンス」を上回るもので、0から時速100kmまで4秒以下で加速するのに十分な性能だ。

A8 e-tronの市場投入は2025年になる

さらに、「グランスフェア」コンセプトモデルは、レベル4までの自律走行が可能なように設計されており、格納式のステアリングホイールとペダル、個別のサウンドシステムを備えた自動調整可能なシート、ジェスチャーで操作できるさまざまな機能などを備えている。このうち、どの程度が市販車に盛り込まれるかは、もう少し時間が経ってみなければわからない。

来年末には、このフラッグシップセダンが発表される可能性がある。最初の納車は、早ければ2025年始めに開始される予定だ。

Text: Sebastian Friemel
Photo: AUDI AG