リーク写真 次期型メルセデスSクラス インスタグラムにアップ

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メルセデスSクラス W223(2020):画像、リーク、インテリア、リア

このセグメントの覇者である新型Sクラスが完全リークされた! カモフラージュの小さな部分を除き、次期型Sクラスの姿があらわに。メルセデスのフラッグシップモデルに関する最初の写真と情報を掲載!

メルセデスSクラスがインスタグラムにほぼ完全にリークされた!
現在、インスタグラム、「コチェスピア(cochespias)」のプロフィールに掲載されている写真には、メルセデスの次期型フラッグシップモデルの内側と外側からの写真が掲載されている。

密かに撮影された写真からは、このSクラスがAMGラインを身にまとっているように見える。クロームのラジエターグリルの横にはスポーティなエプロンと大きなエアインテークが備わっている。リアでは、テールライトが大きなクロームストリップで接続されている。

明らかに生産開始前のSクラスのプロトタイプは、ライトが連続した帯状になっているようには見えない。またリアライトは2つの部分に分かれており、CLSを彷彿とさせる。

まだ小さなテープの跡がところどころ残っているが、少なくともリアはカモフラージュフィルムが剥ぎ取られているように見える(よくみると塗装には接着剤の跡が残っている)。写真が撮影された場所(窓の向こう側に、フォークリフトや、取り外されたメルセデスのシート、作業廃棄物の山が見えている)を考えると、このシリーズ生産前のモデルはテスト終了後には廃車される運命にあるようだ。

スポーティなエプロンはAMGラインを示唆している。スリーポインテッドスターの台座が備わったボンネットや、ラジエターグリルは明らかにSクラスのものだ。

Eクラスのステアリングホイールにピアノラッカーをふんだんに使用

写真にあるSクラスのインテリアもほとんどカモフラージュされていない。
ここでは、メルセデスは明らかに、既存のデザイン要素と新しいアイデアをミックスしているようだ。すぐに目を引くのは、Eクラスのフェイスリフトで導入された2列式のタッチスクリーンを備えたステアリングホイールで、これがスポーティなAMGラインであることをさらに示している(おそらくこのステアリングは、現行のEクラスなどと共通なので、実際のSクラスでは変更される可能性が高い)。
リーク写真では、メーターパネルのうしろに大きなくぼみが確認でき、これはおそらく巨大な新型ヘッドアップディスプレーである可能性が非常に高い。ここにどれだけの情報が映し出されるのか楽しみだ。

メルセデスの次期フラッグシップモデルのリアは、現行CLSを彷彿とさせる。ライトはクロームストリップでつながっている。
スリーポインテッドスターがないと、ちょっとスカイラインかマークXのように見えてしまうが…。

新型ラグジュアリーセダンのエアベンチレーション(通気孔)は、現行モデルと大きく異なり明らかに縦型のスロットとしてデザインされている、クロームで縁取りされている。またテスラ流の大きな長方形のタッチスクリーンがセンターコンソール上にある。むろんインフォテインメント システム MBUX も利用できるようになっている。でいるといえる。

後部座席は素敵で居心地がよい

リークされたSクラスは、どうやら後部に非常に快適なシートを装備しているようだ。それがクラシックな座席なのか、それともスリーピングバージョンの座席なのかは、はっきりとは判断できない。シートには高貴なダイヤモンドキルティングが施されており、換気も可能となっているようだ。
後席の乗客は、フロントシートの背に備わったスクリーンで楽しむことができる。また、コントロールのためにシートの間にタブレットが備わっている。リアのエンターテイメントは、リアセンターコンソールにあるタブレットを介してコントロールすることができるようだ。この部分は現行Sクラスでは、明らかにBMW 7シリーズなどに劣っていた部分なので、巻き返しは必須だろう。

音楽システムに関しては、メルセデス純正のブルメスターハイエンド3Dサラウンドサウンドシステムを今回も搭載するようだ。また足元のスペースは十分に確保されているようだが、これがロングバージョンなのかどうかは不明だ。

リアのエンターテイメントは、リアセンターコンソールにあるタブレットを介してコントロールすることができる。この部分は現行Sクラスでは、明らかにBMW 7シリーズなどに劣っていた部分なので、巻き返しは必須だ。

エンジンに関してはまだ憶測の域を出ない

現時点ではエンジンの詳細は明らかではなく憶測の域を出ない。
おそらく、ガソリンエンジンは、消費量を削減するために6気筒、8気筒(残ればだが)とも、48ボルトの車両電気システムを介して電動が供給されるだろう。
もちろんディーゼルエンジンモデルも現行と同じような形でラインナップされることも間違いなく、ガソリンエンジンにも、ディーゼルエンジンモデルにも、プラグインハイブリッドバージョンも用意されるだろう。またV12バージョンも引き続き用意されるようだがが、このことを我々が確認したのはつい最近のことだ。
そして新型では、さらに自動運転のレベルがあがり、アウディA8並みの性能となることは間違えない(それ以上でなければ、本来はおかしいのだが、法律が追いつくのかどうかはあやしいし、これだけは登場するまで予想するのが難しい)。
我々は、メルセデスのフラッグシップサルーンが正式に発表されるのは2020年末になると推測している。
世界が注目するSクラスが、どれほど新しい基準を打ち立てるのか、楽しみだ。

ダイヤモンドキルティングには細かいレザーに穴が開いているので、シートエアコンが装着されていることは間違いない。また、ライバルであるBMW 7シリーズそっくりのiPad型コントローラーに注意。
現行モデルではあまり良い評価を受けなかったエンターテインメントシステムや、リア用のテーブル(前期モデルで消滅したのが救い)などが、新型では改良されていることを願う。
またあまりにもひどい夜間の室内イルミネーションカラー、そしてがっかりするほどセンスのないナビの地図画面(メルセデス全車共通というのが、あまりにも悲しすぎる。一刻も早く何とかしてほしい)などが、このSクラスでは改善されていることを望む。
さらに米粒大の使いにくいハザードスイッチだけは安全に直結することだから、何とかしてほしい。
繰り返すが、メルセデスのかつてのスローガンは「最善か無」か、だったはずである。
新型メルセデスSクラスの公式デビューを期待とともに楽しみに待ちたい。
 

Text: Andreas Huber
加筆:大林晃平