【ニューモデル情報】メルセデス 人気コンパクトSUV GLAとGLBをアップグレード フェイスリフトモデルの最新情報

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メルセデスがコンパクトSUV、GLAとGLBをアップグレード。3年の時を経て、メルセデスはコンパクトSUVのGLAとGLBをフェイスリフトする。見た目のタッチアップに加え、装備の充実や全ガソリンエンジンに48ボルトのマイルドハイブリッドモジュールを搭載するなど、より充実した内容となっている。

3年の時を経て、メルセデスはコンパクトSUVのGLB(2019年12月デビュー)とGLA(2020年2月デビュー)にフェイスリフトを実施する。ビジュアルのタッチアップに加え、よりデジタルで、包括的な装備となり、ガソリンモデルにはより多くの電気が供給される。

アンダーライドガードを提案するリデザインされたフロントエンドは、オフロードのテーマに貢献することを意図しており、フルLEDヘッドライトとテールライト、そして新鮮なホイールデザイン(17インチから20インチ)も用意されている。

MBUXがさらに理解でき、学習できるようになった

今後、すべてのGLAとGLBに7インチと10.25インチの2つのモニターが搭載され、オプションで10.25インチのモニターが2つ搭載される。

室内では、10.25インチのインストルメントクラスター(オプションで10.25インチワイドスクリーン2枚)と組み合わせた7インチモニターで常に情報が提供されるようになった。同時に、すでに非常に優れているボイスコントロールはさらに最適化され、学習することができるようになったという。ステアリングホイールには標準でレザーが装着されているが、リアルレザーが苦手ならば、レザーイミテーションの「Artico」を選ぶこともできる。AMG Lineには初めてステアリングヒーティングシステムが搭載された。

ガソリンエンジンは全車電動化、ディーゼルは変更なし

GLB(右)はオフロードの特性をさらに強調し、GLAはエレガントな外観に重点を置いている。

ディーゼルのラインナップに変更はない(180dは116馬力、200d/200d 4MATICは150馬力、220d(現在は4MATICのみ)は190馬力)。ガソリンエンジンは、常にマイルドハイブリッド化されている。この場合、48ボルトの電気系統からベルトスターター式発電機が供給され、航行が可能になり、加速時には14馬力の追加出力が得られる。

プラグインハイブリッドでは、電力のみが増加する

プラグインハイブリッドは、「GLA」の持ち味のまま。システム総出力は218馬力と変わらず、電気出力は109馬力と7馬力アップする。メルセデスは今のところ価格を明らかにしていないが、現在、「GLA/GLB 180」は、39,395/41,168ユーロ(約570/595万円)からとなっている。

結論:
メルセデスは、確実な手腕で装備を改善し、ルックスに磨きをかけている。ガソリンエンジンの電動化は当然のこととして、あとは価格の上昇の方が気になるところだ。

Text: Gerald Czajka
Photo: Hersteller