【ニューモデル新着情報】新型Eクラスの最強モデル メルセデスAMG E 63とは? そのルックスと車両データをいち早くご紹介!
2023年4月22日
最強のEクラスがプラグインハイブリッド技術を搭載して登場。メルセデスは間もなく新型Eクラスの発表を予定しており、そのトップモデルには今回も強力なAMGバージョンのE 63が登場する予定だ。その姿は、こんな感じかもしれない!
メルセデスが新型「Eクラス」を発表するまで、もうそう長くはない。もちろん、シュトゥットガルト製サルーンの中でも特にシャープなAMGバージョンは見逃せない。アファルターバッハ(AMGの本拠地)で生まれたパフォーマンスバリアントは、サルーンと実用的なエステートバージョンが発売される予定だ。
しかし、「Cクラス」と同様、ボンネットにV8を搭載する時代はおそらく終わりを告げるであろう。噂によれば、新型「E 63」は、システム総出力約700馬力(トルク1200Nm)の直列6気筒エンジンとプラグインハイブリッド技術を搭載するとされる。これまでの排気量4リッターのAMGツインターボV8は、最高出力612馬力、最大トルク850Nmを発揮する。
典型的なAMGのデザインエレメントと多くのカーボンファイバー
ビジュアル面では、「AMG E 63」はアファルターバッハの典型的な成分を得ることができそうだ。オプションでカーボン製エアインテークが用意されるほか、定評のあるパナメリカーナグリルも採用される。また、先日発表された「GLS」のフェイスリフトと同様に、ボンネットにもAMGのロゴが使用される可能性がある。
サイドビューでは、フロントホイールの後ろにAMGの文字が入ったバッジが貼られ、新しいホイールとカーボンのトリムエレメントによって、いつものスポーティさが表現されている。リアビューでは、4本出しのエグゾーストシステムと大型のディフューザーが採用されるようだ。さらに、トランクリッドにはスポイラーリップが装着されるようで、これもおそらくカーボン製が用意されるだろう。
ベース価格は15万ユーロ(約2,175万円)程度になる可能性がある
メルセデスはまだ市場投入時期と価格を発表していない。通常の「Eクラス」とタイムラグがあることが想定されるので、「E 63」は2023年末に発表される可能性が高く、最初のモデルがディーラーに届くのはおそらく2024年以降になると思われる。
そして価格は?そう、おそらく性能と技術に合わせて新たな高みに引き上げられるだろう。「E 63 S」は現在129,960ユーロ(約1,885万円)からだが、後継モデルのエントリープライスは15万ユーロ(約2,175万円)程度になりそうだ。
Text: Sebastian Friemel
Photo: AUTO BILD