新型ポルシェ カイエンのコックピット初公開! 新旧モデルの操縦席の見比べも!

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カイエンはフェイスリフトの時期を迎えている – これが新型カイエンの新しいコックピットだ。

多くの要素は、すでに自社の兄弟モデル、電動スポーツカー「タイカン」でお馴染みのもので、たとえば、今やフルデジタルとなった、曲面デザインの12.6インチインストルメントパネルもそのひとつだ。ステアリングホイールは現行の「911」から採用されたもので、同様に様々なドライビングモードを操作できるロータリーホイールを備えている。また、そこからさまざまな計器レイアウトを選択することができるようになっている。

運転席のディスプレイは、12.9インチと最も大きい。

スタートボタンは左側に配置されたまま

右側には新しいシフトバイワイヤーのセレクターレバーがあり、センターコンソールのスペースが広くなっている。スマートフォン用のトレイが設置され、非接触充電ができるようになった。もちろん、スタートボタンはステアリングホイールの左側にある。

911やタイカンだけでなく、フォルクスワーゲングループの様々なモデルで既にお馴染みのシフトセレクターだ。

また、「タイカン」でもおなじみの助手席のオプションディスプレイは、10.9インチのものだ。Netflix、Disney+、Joynなどを1つのサービスにまとめるとされるTVプロバイダー「Streamhits」による映画ストリーミングが可能となっている。

助手席のディスプレイはフィルムで覆われている。ドライバーの視界からディスプレイが見えないように配慮しているのだ。そのため、運転中もここで映画を上映することができるようになっている。

特殊なフィルムでドライバーが見渡せないようになっているので、運転中もパッセンジャーは見ることができる。車両が停止しているときは、このコンテンツをセンターディスプレイに呼び出すこともできる、とポルシェは説明している。

現行モデルと新型を直接比較してみよう

現行のカイエンのコックピットはこのような姿だ。
フェイスリフトモデルのコックピット。

ポルシェは、新型カイエンを、間もなく発表する予定だ。

Text: Jonas Uhlig
Photo: Porsche AG / Christoph Börries / AUTO BILD