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【リコール情報】1億2千万円マクラーレン セナが発火、火災の危険性がある

2020年5月11日

発火の恐れ マクラーレン セナ、720S、570GTのリコール

マクラーレン セナは発火する可能性があるとして、リコールが発表されている。マクラーレンは、火災の危険性があるとして計2,700台以上をリコール。対象車種は「570GT」「720S」「セナ」。その原因は単純かつ陳腐!

マクラーレン大規模リコール!

米連邦道路・車両安全局(NHTSA)によると、米国では突発的な火災ハザードが起きる可能性があるため、合計2763台のマクラーレンモデルがリコールされている。イギリスのスポーツカーメーカーは、これは純粋な予防措置であり、発見された欠陥が原因で実際に火災に巻き込まれたマクラーレンは存在しないと強調している。

2700台以上のマクラーレンは、2016年5月1日から2020年3月20日までの間にイギリスのウォーキングにあるマクラーレンの工場を出たモデル。影響を受けたモデルシリーズは、570GT、720S、新型GTのほか、100万ユーロ(約1億2千万円)近くする800馬力のセナも含まれている。不幸な状況下では、これらのモデルは発火する可能性があるという。

火災の危険性の理由: フォームパッド

調査によると、原因は発泡パッドのせいだという単純なものだとされている。問題点は、断熱材として使用されているこのパッドは、タンクの下に置かれているため、水を吸収してしまうことがある。その結果、時間の経過とともに燃料タンクが腐食し、燃料漏れを引き起こす可能性があるとのこと。小さな原因が大きな影響を与える この問題の解決策は非常に簡単だ。リコール通知には、正規販売店が発泡パッドを取り外すことが明記されている。その後、タンクを詳細に検査し、腐食が見られた場合は直ちにタンクは交換される。メーカーによれば、最近までに何台かのマクラーレンが火災を起こしているにもかかわらず、今回のリコールが原因となって火災が発生したという公式な事例は確認されていないとのことだ。ちなみに新型「スピードテール」、「エルバ」、「765LT」の3モデルはリコールの影響を受けていない。

2018年末、アメリカのYouTuber、「ソロモンドリン」のマクラーレン セナが突如炎上! この火災は今回のリコールとは関係ないとのことだ。

Text: Jan Götze