【このパーツなんぼ?】え? このブガッティ シロンのフロントパーツで新車のフェラーリが2台も購入できるの? 絶句&馬鹿げてる!
2023年3月24日
ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+のフロントを破損した人は、スペアパーツの代わりに新車のフェラーリ2台を購入することもできる!米国のディーラーがメガプライスで衝撃を与える。
正直に言うなら、一般人にとって、わずか30台限定の「ブガッティ シロン スーパースポーツ300+」は、380万ユーロ(約5億5千万円)という巨大な購入価格もあり、とても手が出ないものである。
そんな「シロン スーパースポーツ300+」のフロントセクション一式が、ギャンブルの楽園ラスベガスで罪深いほど高価な自動車部品を販売する米国のディーラー「Parts4USA」で販売されている。
破格のコスト:これがシロンのフロントエンドの値段
それには、ボンネットのほか、スポイラーリップやマッドガードもあり、送料も含まれている。しかし、ディーラーはこのスペアパーツに399,999ドル(約5,520万円)という破格の値段を提示しているのだ!!!そして現在、33万ドル(約4,555万円)で、ノーマルの「シロン」用のフロントスカートも同時に出品されている。
比較するなら、「フェラーリ ローマ」や「フェラーリ ポルトフィーノ」は、現在、新車で20万ユーロ(約2,900万円)弱、「フェラーリ812スーパーファスト」は30万ユーロ(約4,350万円)弱で手に入れることができるのだ。これは「シロン」ほど印象的ではないかもしれないが、少なくともその金額で、4つの車輪とステアリングホイール、そして走るエンジンを手に入れることができるのだ。
ブガッティは自分自身に忠実であり続ける
「シロン」の前身である「ブガッティ ヴェイロン」のパーツでさえも、とんでもない数字を叩き出していた。例えば、新品のホイールは15万ドル(約2,070万円)、サイレンサーなど比較的地味な部品でも1万2,000ドル(約165万円)もする。
修理代も高い。例えば、ガソリンタンクやターボチャージャーの交換は、それぞれ4万ドル以上(約550万円)かかる。
このような背景から、高貴な「シロン」のフロントエンド(同封の書類によると、2020年9月にオーストリアで製造され、メーカーからオリジナル部品として認定されている)が、まだ買い手が見つかっていないことは驚くには値しない。スペアパーツパッケージは2022年5月から米国のディーラーで買い手を待っており、スローセラーになりつつある。この価格なら不思議ではないだろう(当然だ!)(*_*;
Text: Frederik Hackbarth
Photo: Parts4USA