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新型ルノー カングー「もっと遊べる空間」へと14年ぶりのフルモデルチェンジ

2023年3月7日

ルノー カングーが、さらに広い室内空間、2種類のパワートレーン、先進の運転・駐車支援システムを新たに備えてフルモデルチェンジされ、発売された。価格は3,950,000円から。

ルノーのベストセラー「ルノー カングー」が14年ぶりのモデルチェンジを果たして日本に導入された。お洒落なMPVの元祖は、使い勝手の良い商業バン的なシンプルさにフランス車ならではの乗り心地の良さで日本にも熱狂的なファンが多い。新型は、全長が21センチ伸びて、室内空間が広くなり、インテリアが豪華になっている。カングーの特徴でもあった無塗装のバンパーは新型ではボディ同色となりファミリーカー的な印象が強まったが、ルノー・ジャポンは日本向けにブラックバンパー仕様を設定してくれた。

車内へのアクセスが容易な、左右のスライドドア、リアのダブルバックドアが備わる。フロントドアは、約90°まで大きく開く。

グローバルカーとしてさらに進化

新型ルノー カングーは、ルノー・日産・三菱のアライアンスが開発したミドルクラスのモデルに使用されるCMF-C/Dプラットフォームを採用し、搭載されるエンジンは、131psの1.3リッター直噴ガソリンターボエンジンと116psの1.5リッターディーゼルターボエンジンが選べる。組み合わされる トランスミッションは7速AT(7EDC)のみとなる。ガソリンエンジンは、ルノー・日産・三菱アライアンスとダイムラーにより共同開発されたもので、このプラットフォームとエンジンを使ったカングーの日産版「Townstar」、メルセデス・ベンツ版「シタン」が存在する。

さらに広くなった室内空間。2ゾーンオートエアコンが備わるなど、快適性が高まっている。

アップデートに伴って、数々の運転・駐車支援システムが装備され、2ゾーンオートエアコン、後席エアダクト、防音強化で室内の静粛性の向上など快適装備も充実されている。ボディカラーは全7色。

ガソリンモデル

車種名メーカー希望小売価格(税込)
ルノー カングー インテンス¥3,950,000
ルノー カングー クレアティフ¥3,950,000
ルノー カングー ゼン(受注生産車)¥3,840,000
ルノー カングー プルミエール エディション(特別仕様車)¥4,005,000

※リサイクル料金: 16,230円
※プルミエールエディションはメタリック塗装代込

ディーゼルモデル

車種名メーカー希望小売価格(税込)
ルノー カングー インテンス¥4,190,000
ルノー カングー クレアティフ¥4,190,000
ルノー カングー プルミエール エディション(特別仕様車)¥4,245,000

※リサイクル料金: 16,230円
※プルミエールエディションはメタリック塗装代込

Text:アウトビルトジャパン
Photo:ルノー・ジャポン