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450馬力トヨタ スープラ マンハート製チューンナップモデル

2020年5月6日

トヨタ スープラ チューニング: マンハートGR-450

チューナー、マンハートパフォーマンスが新型スープラを450馬力にパワーアップ。それは兄弟車ともいえるBMW Z4 M40iをしのぐパワーだ!

マンハートが手掛けるのはBMWだけではない

独デュッセルドルフの東に位置する工業都市、ヴッパータールを拠点とするチューナー、マンハートパフォーマンスは、主にBMWのチューニングで有名だが、他のブランドも積極的にチューンアップしている。

例えば、Z4の兄弟車であるトヨタ スープラを用いて、マンハートはパフォーマンスのアップグレードを開始した。見た目には、チューナーはいくつかの赤いアクセントをボディ全体に効果的に使い、普通のスープラとの違いをうまく醸し出している。KW製のヴァリアント3コイルオーバーサスペンションを装着することによって車高は低くなっているし、新しい20インチホイールもスープラによくフィットして見える。

トヨタ スープラに110馬力を追加

マンハートパフォーマンスは、エンジンチューンナップにより、オリジナルモデルよりも110馬力アップされた450馬力の出力と650Nmのトルク(プラス150Nm)を取得した。これは、チューナーが手掛けたBMW Z4よりも10馬力も多い。このパフォーマンスの向上は、コントロールユニットのアップグレードと、バルブコントロールを含む新しいステンレス製の最終スチール製ダンパーによって実現されている。オプションとして、マンハートパフォーマンスは触媒コンバーターをバイパスし、また自動停止システムを無効化し、室内の人工的なエンジン音をオフにするソリューションも提供している。この2つのチューンはより自然に車と付き合いたい人には朗報といえよう。

マンハートは赤のアクセントを使用している。そして、そのボンネットの下には110馬力もアップしたパワーユニットが眠っている。20インチホイールと相まって、オリジナルのスープラとの違いはうまく醸し出しているといえよう。気になるのは価格だが、おそらく200~300万円程度のエクストラコストではないかと思われる。

Text: Michael Gebhardt