走行中の全損 テスラ モデル3 でもこのジャンクなテスラはまだ走る!

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このテスラ モデル3は一見ガラクタに見えるが、それでも走行可能だ。
テスラ社はリビルドされるのを好まないかもしれないが…。

この全損状態のテスラ モデル3はまだ走っている。所有者によれば、この電気自動車は何度か横転したそうだが、まだ走行可能だとのこと。その証拠に、この車の残骸が小さな脇道でほんの少しの間だけ走行しているYouTubeの動画が拡散されている。

現在のトータルの走行距離は1万キロ

eBayでオーナーは10,787キロ(2018年式の年式)という、現時点での短い走行距離を強調していて、スプリングを含むフロントアクスルも新品同様だとしている。また、手動式充電システムもちゃんと機能していると言っている。

現在の入札価格(2020年4月14日現在)は、14,990ドル(約165万円)だ。出品者によれば、この車をばらした場合、使用できる個々の車両パーツの価値は合計20,000ドル(約220万円)とのこと。

しかし、そこには落とし穴がある。テスラは、破壊された車が再構築されるのを好まないブランドとして知られている。そのためスペアパーツは手に入りにくく、ソフトウェアのアップデートが継続的に供給される保証はない。テスラはアップデートされてこその車なので、致命的な問題になる可能性もあるということだ。そう考えると、165万円支払ってこの車を買うというのはどうなのだろう、と思ってしまうのが本音である。

オークションの広告によると、手動式充電システムに問題なく、充電は可能だとのこと。

Text: Katharina Berndt
Photo: Youtube/Oleg K.