【ニュース】シトロエンに次いでアウディもロゴを新しいものに変更

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アウディのモデルには今後、新しいロゴが付けられる。おなじみのフォーリングスは残るが、より純度の高い、新しいブランドデザインに適応したものになる。

デジタル媒体に適した方法でフォーリングスを表現する

2D(二次元)ディスプレイに3D(三次元)のロゴを映すことは、アウディの技術的および美的要件を満たさないとの判断から3Dのように見えるロゴがつくられた。新しいフォーリングスは、一貫したブランドプレゼンスを実現するために雑誌、スマートフォン、屋外広告、そして車のどこでも同じようにフォーリングスが見えるようになっている。

エクステリアに2Dロゴを採用したモデルは、2020年の初めに本格的な採用が始まり、今後は全てのモデルに新しいロゴが装着される。フォーリングスには「ブラックオプション」も用意される。この場合、リングの内側はダークグレーに着色されるが、これは光沢のある黒に見えるようにするためのものだ。合わせて、車両のBピラーに、モデル名、バリエーション、テクノロジーを示すモデルネームがつくことになった。

立体的なクロームリングを持つ車両ロゴは間もなく廃止され、これからのアウディは二次元的なロゴになる。4つのリングは白色で、それぞれを細い黒色の枠で囲んでいる。

アウディのフォーリングスには、長い伝統がある。1930年代に、アウディ、デーカーヴェー(DKW)、ホルヒ(Horch)、ヴァンダラー(Wanderer)の4つの乗用車ブランドが合併した「アウトウニオン(Auto Union)」がその起源だ。

Text: Sebastian Friemel
Photo: Audi AG