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デロリアンモデルJZDは、DMC-12の後継機としての “真の”デロリアンだ。デロリアンDMC-12は、「バック トゥ ザ フューチャー」に登場するカルト的な車であり、新生DNGモーターズのJZD型は、創業者であるキャット デロリアンの後継モデルだ。
スポーツカー製作で有名なジョン デロリアンの娘、キャット デロリアン（Kat DeLorean）が、新しい自動車会社「DeLorean Next Generation Motors（略してDNGモーターズ）」の設立を発表した。その目的は、彼女の父親の名を冠したスポーツカーの現代的なビジョンを市場に送り出すことだ。
新型の名称は、ジョン ザカリー デロリアンにちなんで「モデルJZD」とする。このスポーツカーは、早ければ2023年1月からモーターシティ（ミシガン州デトロイト）で生産が開始される予定だ。
新型デロリアンは、内燃機関か電気駆動か？
スペイン人デザイナーのアンヘル ゲーラ（Ángel Guerra）は、1981年から1982年にかけて製造されたクラシックカーのスタイルで、印象的なガルウィングドアを含むスポーツカーを描いた。フロントとリアに連続したライトバンドが、「デロリアン モデルJZD」をモダンな雰囲気に仕上げている。
どのエンジンが搭載されるのか、DNGモーターズはまだ選択肢を残している。同社が「フォックスニュース（Fox News）」に語ったように、このスポーツカーは電気駆動が基本になる。しかし、YouTubeにアップされたティーザー映像では、内燃機関の轟音が聞こえてくる。だから、好奇心を持つことができるのだ。
Text: Sebastian Friemel
Photo：DeLorean Next Generation Motors
