【F1第19戦アメリカGP決勝】日本GPに続いて波乱のレースとなったアメリカGP フェルスタッペンがハミルトンを抑えて今季13勝目 レッドブルがコンストラクターズチャンピオンを決めた!

177

F1: アメリカGP@サーキット オブ ジ アメリカズ。F1今期第19戦アメリカGP決勝が22日、サーキット オブ ジ アメリカズで行われ、ルイス・ハミルトンとのスリリングな戦いの末、マックス・フェルスタッペンが優勝。今季13勝目を挙げた。レッドブルの共同創設者であるディートリッヒ・マテシッツの死の翌日、彼のスタードライバーであるマックス・フェルスタッペンが優勝で飾ることとなった。 さらに、レッドブルは 2013年以来となるコンストラクターズチャンピオンを獲得した。

ルクレール、ペレス含む6名がグリッド降格ペナルティを受け、ポールポジション以外の全てのグリッドが変動する中決勝がスタート。最初のコーナーでラッセルがポールポジションからスタートしたサインツに追突。サインツは冷却水漏れでリタイアを余儀なくされた。

フェルスタッペンがハミルトンを抑えた

フェルスタッペンは、掴みかけていた勝利を失いかけていた。 2度目のピットストップで左前輪がスタックしたことでフェルスタッペンは11秒差で3位に後退。 その間に、ハミルトンはメルセデスのシーズン初勝利を掴むべくトップに立った。 しかし、フェルスタッペンは圧倒的速さで、2位を走行していたルクレールを抜き、次に7度のワールドチャンピオンとのスリリングなバトル展開するも見事にハミルトンを抑えて首位でのゴールとなった。

「今日はすべてを捧げた」とレース後フェルスタッペンは語った。 「難しい週末だったし、この勝利をディートリッヒ・マテシッツに捧げる。今日でコンストラクターズタイトルを獲得したかったし、それを成し遂げた」

レッドブルのチーフアドバイザーであるヘルムート・マルコは、表彰台でフェルスタッペンと共に祝った。そして 「ディディ・マテシッツはこのパフォーマンスを気に入っていたでしょう」と彼は言い「ピットストップで少しエキサイティングになりすぎたけど、それによってマックスはさらに輝けるようになった」と続けた。

ピットストップに失敗して、フェルスタッペンの勝利はなくなったかに思えた。

ハミルトンは、ルクレール (グリッドでは 12 位から!)、セルジオ ペレス、ジョージ ラッセルを抑えて2位となった。 「タイトだったけど、レッドブルはちょっと速すぎた」とハミルトンは語る。

ベッテルは2番手を走行していた残り15周でのピットストップで左フロントタイヤが抜けなくなり16.8秒ものタイムを失ってしまいポイント圏外にまで転落した。その後いぶし銀の走りで盛り返し、ファイナルラップではマグヌッセンとのバトルを制して8位フィニッシュの7位昇格で感動のゴールを飾った。ファイナルラップでの逆転劇は日本GPに続くもので、ベッテルは2戦連続でドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれた。

アロンソが離陸!危うく大事故に

アロンソがストロールを追い越す際に事故が発生した。スペイン人がストロールに追いつき、左から追い越し始めると、ストロールも左にハンドルを切った。それによりストロールのマシンのリアタイヤに乗ってしまい、前輪が宙に浮き、まさに離陸するかのような危険な状態に陥るアロンソ。 それにもかかわらず、スペイン人は彼のマシンをピットまで導いた。一方ストロールはリタイア。アロンソはレースを続行して7位でゴールするも最終的には15位に降格となった。

アロンソのマシンがストロールのマシンに乗り上げた拍子に前輪が大きく浮いて宙を舞う。

次戦、2022年F1第20戦メキシコGPは、1週間後の10月31日(日)に、メキシコの首都メキシコシティのエルマノス ロドリゲス サーキットでおこなわれる。ホンダがF1初勝利を上げたレーシングコースとして知られている。

2022年F1第19戦アメリカGP決勝結果(10位まで)
1位 マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 1時間42分11秒687
2位 ルイス ハミルトン(イギリス) – メルセデス +5.023秒
3位 シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ +7.501秒
4位 セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル +8.293秒
5位 ジョージ ラッセル(イギリス) – メルセデス +44.815秒
6位 ランドー ノリス(イギリス) – マクラーレン +53.785秒
7位 セバスチャン ベッテル(ヘッペンハイム)- アストンマーティン +1分5.354秒
8位 ケビン マグヌッセン(スウェーデン)-ハース +1分10.919秒
9位 角田 裕毅(日本)- アルファタウリ +1分10秒143
10位 エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ +1分12.875秒

ドライバーズランキング(全22戦中19戦終了時点の順位 第10位まで)
1位 マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 391ポイント
2位 シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ 267ポイント
3位 セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル 265ポイント
4位 ジョージ ラッセル(イギリス) – メルセデス 218ポイント
5位 カルロス サインツJr(スペイン)-フェラーリ 202ポイント
6位 ルイス ハミルトン(イギリス) – メルセデス 198ポイント
7位 ランドー ノリス(イギリス) – マクラーレン 109ポイント
8位 エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ 78ポイント
9位 フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ 71ポイント
10位 ヴァルテリ ボッタス(フィンランド)-アルファロメオ 46ポイント

コンストラクターズランキング(全22戦中18戦終了時点の順位)
1位 レッドブル 656ポイント
2位 フェラーリ 469ポイント
3位 メルセデス416ポイント
4位 アルピーヌ 144ポイント
5位 マクラーレン 138ポイント
6位 アルファロメオ 52ポイント
7位 アストンマーティン 51ポイント
8位 ハース 38ポイント
9位 アルファタウリ 36ポイント
10位 ウィリアムス 8ポイント

Text: Bianca Garloff
Photo: autobild.de