それはアウトだろう 夏タイヤでスリップ&クラッシュ トップサッカープレーヤーの悲劇

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高速道路でメルセデスAMG S63のコントロールを失い、バリアに激突したサッカースター

タイヤが原因だろうか?


ドイツブンデスリーガ1部の強豪、バイエルンミュンヘンのディフェンダー、ジェローム ボアテングが、3月31の朝7時半ごろ、ミュンヘンから300キロほど離れたゼルビッツの近くのアウトバーンA9号線で、愛車のメルセデスAMG S63コンバーチブルのコントロールを失い、クラッシュして道路わきの柵の上に乗り上げた。当時、雪の影響で道路の表面はすべりやすい状態だったという。
ちなみにAMG S63コンバーチブルは20万ユーロ(約2500万円)するクルマだ。
幸運にもボアテングにケガはなかった。ダメージの修理代は25,000ユーロ(約300万円)程度と見込まれるが、トップサッカースターの彼にとっては何でもない金額だろう。
我々が仕入れた情報によれば、31歳のディフェンダーはそれほどスピードを出して走っていたわけではないが、彼の585馬力高級メルセデスは夏タイヤを履いていたとのこと。
そのため、バイエルンのスター選手は、冬タイヤ法違反で、罰則を受ける恐れがある。減点と罰金が科されるであろう。

メディアの報道によれば、ボアテングはライプツィヒに住む息子のイェルマールを訪ねて、ミュンヘンに戻る途中だったという。
バイエルンミュンヘンのプレーヤーたちは日曜日と月曜日が休みで、ボアテングは事故の影響で火曜日に予定されていたサイバートレーニング(アプリ経由)を欠席せざるをえなかったとのことだ。
まあ身体が資本のサッカープレーヤーにとっては、ケガはなかったようで何よりではあるが、タイヤくらいはちゃんとスタッドレスを履いてほしいものだ。おそらく数試合分のサッカーシューズよりも安いはずだから。

Text: Julian Rabe