【動画付き】「これはジョーク? ニッサン ジュークに700馬力?

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700馬力ニッサン ジュークR700 (2019)とその天文学的価格

このニッサン ジュークのエンジンからは700馬力が発揮される。
このカーボンモンスターの価格、あなたは知りたいですか? 
なんと、見た目同様、呆れるような数字、65万ユーロ(約7,800万円)だ!

エンジンサウンド 音声ボリューム注意!

狂気の沙汰としか思えない。
なぜかって? このニッサン ジュークは700馬力を発揮する。
そしてR35 GT-Rのプラットフォームの上に載っている。
トランスミッションとブレーキも、ニッサンのトップスポーツカーGT-Rからの転用だ。
もともとコンパクトSUVである、オリジナルジュークに備わっていたもので残っているものはほとんどない。
改造車はドイツ北部、オランダとの国境近くの街、グローナウ(Gronau)で販売されている。
もちろんその価格はジュークに相応したものではないどころか、R35 GT-Rの何倍もする!

最大限の冷却を得るために開けられたジュークR700のギザギザのフロントは、本当に意地悪そうだ。

もう一つ。ディーラーはこのジュークRは作られた5台のうちの1台だと自慢する。
しかし、実際にRMLモータースポーツがニッサンの協力の下で作ったのは4台だけだ。
実は、この写真の車は、イギリスのニッサン車チューナー、SVMによって作られたものだ。したがって、厳密に言えば、それはニッサンのオフィシャルプロダクトではない。しかし、それがデメリットになるかと言えば、そうとも限らない。
オリジナルのジュークRは530馬力だったが、このSVMジュークRは700馬力にまでパワーアップされているからだ。

リアアクスルの285ミリタイヤを装着した20インチホイールは、今にもホイールアーチからはみ出しそうだ。フロントは225ミリのタイア。いずれにしろクリアランスはぎりぎりで、ストロークは皆無に近そう。

3.8リッターから700馬力

この車の名前はジュークR700。その名の通り、ボンネットの下に、700 馬力にチューンナップされた3.8 リッターツインターボV6が収まっている。
そのパフォーマンスは、より大きなインジェクター、新しいダウンパイプ、エアインテーク、改良されたシリンダーヘッドと完全なエグゾーストシステムを含む多くの手段によって達成されたものだ。
エンジンに加えて、四輪駆動、強化されたギアボックス、ホイール、ブレーキキャリパーと床全体もGT-R R35 から転用され、ジュークのドレスの下に収まるように15センチサイズが短縮された上で組み立てられている。

ワイドフェンダーとカーボンフード

ちなみにボディワークはRMLモータースポーツのものを使用しているため、純正のジュークRに完全に適応しているそのためワイドフェンダー、フロント&リアスカート、カーボンファイバー製ボンネット、スプリットリアウイングなどを採用しており、がっしりとしたアグレッシブな印象を与えている。
しかしながら、このモンスタージュークの走行性能は不明だ。
ちなみに純正のジュークRは、0から100km/hまでを約3.8秒でスプリントするとされている。もちろんこの700馬力のモンスターはこれを簡単に打ち負かすことができるはずだ。

高い着座位置を除けば、コックピット内はオリジナルモデルのジュークを想起させるものはほとんどない。まあ正直言って7,800万円のクルマの内装には見えない。

ジュークR700 1台で素のジューク34台

内装はGT-Rを思わせるような派手さ。センターコンソール、ステアリングホイール、スピードメーターユニットは、ゴジラ(GT-Rのこと)から直接採り上げたもの。ノイズキャンセリングマット、レーシングバケットシート、ハーネス、消火器、ロールケージなども、ジュークに最大の気合を与えてくれる。ただし7,800万円のクルマとの内装とは、どうしても思えないレベルではあるが。
一応左右のリアドアが残っているが、後部座席は消えている。
いずれにせよ、日常的な使用はほとんど不可能だ。しかしモンスタージュークはドイツの道路使用認可は得ておらず、純粋なトラックツールだから問題はない。
しかし、このジュークR700は、まだレーストラックを走行したことはない、と思われる。なぜならディーラーによれば、走行距離は20キロしかないとのことだから。
このプロジェクトにどれだけの資金が投じられたかは推測するしかない。
しかし広告には649,500ユーロ(約7,800万円)と記載されている。
これは、3台の新しいランボルギーニ ウラカン、または34台の「普通の」ニッサン ジュークが買える金額だ!

Text: Moritz Doka