トヨタ スープラ(A70)が蘇る 第3世代スープラのレストモッドの全容!
2022年9月28日
トヨタ スープラ A70へのオマージュ。リトラクタブルヘッドライトとキャラクタリスティックなエッジ、これがトヨタ スープラ(A70)の原型である。ハコサンデザインズ(Hakosan Designs)は、新しい解釈で70スープラを現代に蘇らせた。
人気映画シリーズ「ワイルド・スピード」などを通じて、カルトカー的な存在となったトヨタ スープラは、カーシーンの絶対的なアイコンである。そして、このクルマはすでに5代目として世に出ているが、その名前を聞くと4代目のバリエーション(1993年~2002年)を思い浮かべる人が多いだろう。1986年から1992年にかけて製造された「スープラA70」は、過小評価されがちなモデルだが、ハコサンデザインズのグラフィックデザインによって、日本車は新たな勢いを得ることができた。
スペインの同社は先日、インスタグラムにレストモッドの写真を投稿した。「A70」は、特にフロントで認識しやすい。リトラクタブルヘッドライト(実際にはない)、ローグリル、フォグランプはオリジナルと同じ位置に配置されている。
もちろん、似ているのはフロントだけではない。クラシカルなファストバックスタイリングやリアのウイングも「A70」を彷彿とさせる。しかし、フレア状のホイールアーチによって、ボディは目に見えてワイドになり、巨大なタイヤも印象的だ。
クラシックなJDMエンジンを搭載したレストモッド
ハコサンデザインズはJDM路線に忠実に、今のところグラフィカルにしか存在しないレストモッドを、「2JZ」、「1JZ」、「3S GT」の4気筒エンジンを改造して搭載することを想定している。後者は最大500馬力を発揮する。これまた人気が出そうだ。
Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Hakosan Designs