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【F1第15戦オランダGP決勝】レッドブル&フェルスタッペン&シャーシ&ホンダエンジン見事にマッチ&連勝を重ねる フェラーリとメルセデス苦戦

2022年9月5日

F1: オランダGP@ザントフォールト サーキット。フェルスタッペンが優勝、ハミルトンは歯がゆい思い。マックス フェルスタッペン、地元の大観衆の前で勝利、ハミルトンはピットストップのミスに怒り。

オランダGPのザントフォールト サーキットで、オレンジの国のマックス フェルスタッペンがまたもやホーム優勝を果たした。レッドブルのワールドチャンピオンは、ジョージ ラッセル(メルセデス)、シャルル ルクレール(フェラーリ)を抑えて圧勝し、4連勝、シーズン10勝目、通算30勝目を達成した。「信じられない。ここはいつも特別な場所だから、この大きなサポートがうれしいよ」とフェルスタッペンは歓声を上げた。

終了直前には、セーフティーカーが入り、さらに盛り上がりを見せる。ハミルトン(その時点で3位)以外のトップスターは、すべて新しいソフトタイヤを装着した。そのため、7度のワールドチャンピオンは再スタート後、ポジションを防御することができず、まずフェルスタッペンに、その後チームメイトのジョージ ラッセルとフェラーリのスター、シャルル ルクレールに追い抜かれた。

ハミルトンはピットラジオで「あなたたちがタイヤ交換は必要ないと私を騙すなんて信じられない」と沸き立つ。「どれだけ腹が立っていることか・・・」。しかしメルセデスは、ラッセルが自らタイヤ交換を要求したのに対し、ハミルトンは黙ってピットレーンを通過していたと説明する。メルセデスのチームボス、トト ヴォルフはピットラジオでハミルトンを安心させようとした。「後で、オフィスで話し合おう」と説得した。

ハミルトンは、ピットストップ戦略で失敗し、1位から4位に落ちた。

なお、次戦、2022年F1第16戦イタリアGPは、1週間後の9月11日(日)に、モンツァ サーキットでおこなわれる。フェルスタッペン、4連勝なるか、フェラーリやメルセデスの追い上げは?鈴鹿に向けて、ますます目が離せない。

2022年F1第15戦オランダGP決勝結果(10位まで)
1位 マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 1時間36分42.773秒
2位 ジョージ ラッセル(イギリス) – メルセデス – +4.071秒
3位 シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ – +10.929秒
4位 ルイス・ハミルトン(イギリス) メルセデス – +13.016秒
5位 セルジオ ペレス(メキシコ)-レッドブル – +18.754秒
6位 フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ- +19.306秒
7位 ランドー ノリス(イギリス)-マクラーレン – +1分15秒640
8位 カルロス サインツJr(スペイン)-フェラーリ – +20秒916
9位 エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ – +21秒117
10位 ランス ストロール(カナダ)-アストンマーティン +22秒459

ドライバーズランキング(全22戦中15戦終了時点の順位 第10位まで)
1位 マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 310ポイント
2位 ルクレール(モナコ) – フェラーリ 201ポイント
3位 セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブルシャルル 201ポイント
4位 ジョージ ラッセル(イギリス) – メルセデス 188ポイント
5位 カルロス サインツJr(スペイン)-フェラーリ 175ポイント
6位 ルイス ハミルトン(イギリス) – メルセデス 158ポイント
7位 ランドー ノリス(イギリス) – マクラーレン 82ポイント
8位 エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ 66ポイント
9位 フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ59ポイント
10位 ヴァルテリ ボッタス(フィンランド)-アルファロメオ – 46ポイント

コンストラクターズランキング(全22戦中13戦終了時点の順位)
1位 レッドブル 511ポイント
2位 フェラーリ 376ポイント
3位 メルセデス346ポイント
4位 アルピーヌ 125ポイント
5位 マクラーレン 101ポイント
6位 アルファロメオ 51ポイント
7位 ハース 34ポイント
8位 アルファタウリ 29ポイント
9位 アストンマーティン 25ポイント
10位 ウィリアムス 4ポイント

Text: Bianca Garloff
Photo: autobild.de