【F1第11戦オーストリアGP決勝】ルクレール フェルスタッペンとの激戦を制す フェラーリ2戦連続勝利 追い上げ開始

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ルクレールがフェルスタッペンとの激戦を制し、久々に優勝。マックス フェルスタッペンへの追い上げを開始した。ミック シューマッハがドライバー オブ ザ デイに。

シャルル ルクレールは、レッドブルのホームレースであるオーストリアGPで、約4万人のオランダ人ファンのためにオレンジ色のパーティーを台無しにした。フェラーリのスターレーサーは、マックス フェルスタッペン、ルイス ハミルトンを抑えてオーストリアGPで優勝した。フェラーリにとっては、2003年以来のレッドブルリンクでの勝利となった。

フェルスタッペンはスタートを制したものの、タイヤのデグラデーションが進む中、レースではルクレールのスピードについていけなかった。スタート後とピットストップのたびに3回オーバーテイクを喫し、1.5秒差の2位でフィニッシュラインを通過した。この結果、ルクレールはドライバーズチャンピオンシップランキングでフェルスタッペンとの差を38ポイントに縮め、2位をキープした。

「最初の3セットのタイヤは、極端なデグラデーションにさらされた」と、レッドブルのモータースポーツボス、ヘルムート マルコは言う。「しかし、可能な範囲内で、被害を最小限にとどめることができた」とレース後に述べた。

56周目にカルロス サインツのフェラーリが炎上、リタイア。

同時に、ルクレールは終盤、アクセルペダルがなかなかスタート位置に戻らず、震え上がらざるを得なかった。また、57周目にチームメイトのサインツがエンジンにダメージを負ってリタイアしたことも、フェラーリのスターにとっては心配の種だ。

赤いレーサーは燃えながらコースに向かって後方に転がっていく。そのため、サインツはすぐには抜け出せない。このとき、スペイン人は一瞬、お尻が熱くなるのを感じたが、間一髪で炎から逃れた。

ミック シューマッハは力強い走りを見せ、6位入賞を果たした。

ミック シューマッハが好調をキープ。ハースのドライバーは6位でフィニッシュし、ドライバーズチャンピオンシップ8ポイントを獲得した。さらに重要なのは、ルイス ハミルトン、フェルナンド アロンソ、またチームメイトのケビン マグヌッセンなどを抜いたことだ。そのため、ファンの投票により、初めて「ドライバー オブ ザ デイ」を受賞した。「素晴らしいパフォーマンスだ」と、チームのボスであるギュンター シュタイナーは無線で賞賛していた。

ハミルトンが3位、ジョージ ラッセルは4位、アルピーヌのエステバン オコンは5位だった。

なお、次戦、2022年F1第12戦フランスGPは、2週間後の7月24日(日)に、ポール リカール サーキットにておこなわれる。フェラーリが調子を戻して再び接戦のシーズンとなった。果たして、レッドブルとフェラーリとの一騎打ちは続くのか? それとも、メルセデスも参加して、三つ巴の闘いとなるのか? ますます興味は尽きない。

2022年F1第11戦オーストリアGP決勝結果(10位まで)
1位 シャルル ルクレール(モナコ) フェラーリ – 1時間24分24.312秒
2位 マックス フェルスタッペン – +1.5329秒
3位 ルイス ハミルトン(イギリス) – メルセデス +41.217秒
4位 ジョージ ラッセル(イギリス) – メルセデス +58.972秒
5位 エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ +1分08.436秒
6位 ミック シューマッハ(スイス) – ハース +1周
7位 ランドー ノリス(イギリス) – マクラーレン +1周
8位 ケビン マグヌッセン(デンマーク) – ハースミック +1周
9位 ダニエル リカルド(オーストラリア) – マクラーレン +1周
10位 フェルナンド アロンソ(スペイン)- アルピーヌ+1周

ドライバーズチャンピオンシップランキング(第11戦終了時点10位まで)
1位 マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 208ポイント
2位 シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ – 170ポイント
3位 セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル 151ポイント
4位 カルロス サインツJr(スペイン) – フェラーリ 133ポイント
5位 ジョージ ラッセル(イギリス) – メルセデス 128ポイント
6位 ルイス ハミルトン(イギリス) – メルセデス 109ポイント
7位 ランドー ノリス(イギリス) – マクラーレン – 64ポイント
8位 エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ 52ポイント
9位 バルテリ ボッタス(フィンランド) – アルファロメオ 46ポイント
10位 フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ 29ポイント

コンストラクターズチャンピオンシップライキング(第11戦終了時点)
1位 レッドブル – 359ポイント
2位 フェラーリ – 303ポイント
3位 メルセデス – 237ポイント
4位 マクラーレン – 81ポイント
5位 アルピーヌ – 81ポイント
6位 アルファロメオ – 51ポイント
7位 アルファタウリ – 27ポイント
8位 ハース – 20ポイント
9位 アストンマーティン – 18ポイント
10位 ウィアムス – 3ポイント

Text: Bianca Garloff
Photo: autobild.de