【F1第9戦カナダGP予選】雨中での予選 フェルスタッペン圧倒的な強さで1位 40歳のアロンソ、フェラーリのサインツを抑えて2位 ルクレールは?

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フェルスタッペンは自信満々

モントリオールのジル ヴィルヌーヴ サーキットで、雨の中で行われたカナダGP予選で、マックス フェルスタッペンがポールを獲得。アルピーヌの元F1チャンピオン、フェルディナント アロンソがフェラーリのカルロス サインツJr.を抑えて2番目のスターティンググリッドを獲得!一方、ルクレール、今期3度目のPU変更で10グリッド降格ペナルティを喫し、14位スタート。

マックス フェルスタッペンはカナダの雨王: ジル ヴィルヌーヴ サーキットで、2022年シーズン2度目のポールポジションを獲得した世界チャンピオンは、雨でも、乾いたコースでもコンマ6秒のリードであらゆるスキルを発揮した。また、アルピーヌのスター、フェルナンド アロンソが、スペインの僚友、フェラーリのカルロス サインツJr.を抑えて堂々の2位となった。

「最高の気分だ」と、40歳のアロンソは歓声を上げた。「マシンのフィーリングは超快適で、第1コーナーでマックスにアタックできた」と興奮気味に語った。

フェルナンド アロンソはカナダGPをフロントロウからスタートすることになった。

レッドブルは、元F1チャンピオンを恐れてはいない。「年齢差は20歳近くありますが、アロンソはフェアで手ごわい相手です」と強調するのは、レッドブルのボス、ヘルムート マルコで、自身の弟子であるマックス フェルスタッペンのパフォーマンスに注目している。「まさにパワーの発揮でしたね。時に1秒先を行っていた – 不安はない。これほど感動的なパフォーマンスは久しぶりだ」と喜んだ。

フェラーリのカルロス サインツが3位、メルセデスのルイス ハミルトンは今季最高位の4位だった。その後ろにはハースの2台が並び、ケビン マグヌッセンがミック シューマッハよりコンマ4秒速いタイムでゴールしている。しかし、ミハエル シューマッハの息子は、前戦での批判を受けながらも、F1キャリアで最高のスタートポジションを獲得し、力強い結果を残した。

「今日は1周目からとてもいい感じだった」とシューミジュニアは語った。「最初からケビンや他の多くの人たちよりも速かった。最後のタイヤセットで、カルロス サインツJr.の後ろでアクセルを踏まなければならなかった。そうでなければ、もっと速かったはずだ」と自信を見せた。

ルクレール、今期3度目のPU変更で10グリッド降格ペナルティ。

ジョージ ラッセル(メルセデス)はスリックタイヤを履いていてスリップしたため、予選8位に甘んじた。

また、レッドブルのセルジオ ペレスも予選第2セッションで、左右のバランスを崩し、バリアに直撃し、フロントウイングがテックプロのバリアに引っかかってしまい、残念な結果となってしまった。レッドブルのスターは、13位より上位に入ることはできなかった。ヘルムート マルコは、このことを批判した。「2人のドライバーは同等だが、チェコが世界チャンピオンになりたいのなら、マックスを倒さなければならない」、と。

今シーズン3度目となるパワーユニットの変更で、10グリッドの降格ペナルティを受けた、フェラーリのシャルル ルクレールは、14位でも満足の様子で、「やるべきことはやった」と述べてサーキットを後にした。改良されたパワーユニットを駆使して決勝レースでどこまで巻き返せるか、見ものだ。

F1第9戦カナダGPは、日本時間の6月20日(月)午前3時から、ジル ヴィルヌーヴ サーキットでおこなわれる。はたして、フェルスタッペンを抑えてレースを制することのできるのは、アロンソか、サインツか、それともハミルトンか。

2022年F1第9戦カナダGP予選結果(10位まで)
1.マックス フェルスタッペン(レッドブル) 1分21秒299
2.フェルナンド アロンソ(アルピーヌ) +0.645秒
3.カルロス サインツ(フェラーリ) +0.797秒
4.ルイス ハミルトン(メルセデス) +1.592秒
5.ケビン マグヌッセン(ハース) +1.661秒
6.ミック シューマッハ(ハース) +2.057秒
7.エステバン オコン(アルピーヌ) +2.230秒
8.ジョージ ラッセル(メルセデス) +2.258秒
9.ダニエル リッチカルド(マクラーレン) +2.450秒
10.周 冠宇(アルファロメオ) +2.731秒

Text: Bianca Garloff
Photo: automobile.de