【クラシックカー15選 シリーズ】この15台のクラシックカーは完全に過大評価されている! イメージ優先の15台とは?
2022年6月17日
クラシックカー15選シリーズその5: よく見ると、そのイメージが勝っていて、品質がまったく追いついていない。過大評価されているクラシックカー15車種をリストアップ!
こんな同級生もいたのではないだろうか?かっこいい服を着て、大きな声を出して、みんなから好かれている。でも、よく見ると、まったく違う。あいつはパフォーマンスもしないし、盛り上げられないし、酔っ払っているし。つまり、完全に過大評価されているのだ。
クラシックカーの中にも、そんな人気と裏腹のスターたちがいる。彼らは(ワースト12台のクラシックと違って)、本当に悪いわけではないのだが、信じられないような悪影響を及ぼすことがある。
しかし、この15台の憧れのスターたちは、本当にどうしようもない。運命が彼らに夢のようなボディや目を引く属性を与えているのだから、目を引くことは避けられないが、現実は非常に厳しい。
その最たるものが、第二次世界大戦後にイタリアが自力で立ち上げた「フィアット ヌオーヴォ500(チンクエチェント)」である。1960年代、23馬力のエンジンをリアに搭載したこんなかわいいグーフィーに、家族全員とその子供たちが詰め込まれたのだ。
技術的な内容は、今も何も変わっていない。同時代の自動車の多くはせいぜい2倍程度のパワーしかなかったが、今日の交通は4〜5倍のエネルギー(重量も3倍!)で小さな車の周りを、轟音を立てて走っている。怖さを知りたければ、あえて高速道路を500㎞ほど走って丘陵地帯に行ってみることだ。
その一方で、それはとてもかわいらしく、最も過大評価されている古典の現象の説明にもなる。どれも人気があり、悪いものはない。しかし、過大評価されているものもちらほらある。
最も過大評価されているクラシック作品15選
ぜひ、これらのモデルの代替品を探してみる価値はある。もちろん、それは価格にも反映されている。人気のない機種に乗り換えると、かなりお得になることが多い。しかし果たしてそれで満足いくだろうか。
Text: Jan-Henrik Muche
Photo: autobild.de