【魅惑のモーターサイクル】え? これですか ハーレーではありません レトロでシックでチョイ悪なBMWのイージーライダー3台

385

BMW R18がハーレー ダビッドソンに変身。カナダのオーグメント モーターワークスが、BMW R18を華麗にチューニングした。まるでハーレーのクラシックなチョッパーのような外観を纏っている。このほか、BMW R18をベースにしたシックなカスタムバイクが2台作られた。

BMWモトラッド(BMWの自動二輪車部門)は、2020年からファットR18でハーレーダビッドソンの伝統的な領域に食い込んでいる。バイエルンのクルーザーバイクは、BMWのボクサーエンジン史上最高の排気量を印象づける。この強力な2気筒エンジンは、1,802㏄の排気量から91馬力を発生する。「R18 Classic」から「R18 Transcontinental」まで、多くのバージョンから選択することができる。また、それぞれのバージョンは、豊富なアクセサリープログラムにより、メーカーでさらに改良することができるようにもなっている。

BMW R18

そして、今、カナダでは、BMWモトラッドはさらに一歩進んだ取り組みを行っている。そこでは、3人のバイクチューナーにそれぞれ「BMW R18」が渡され、それをベースに自分だけの夢のバイクを制作してもらった。これを受けて、ブリティッシュコロンビア州ビクトリアのジェイ ドノバン氏、ブリティッシュコロンビア州ケロウナのコンクアー モーターサイクルズ、オンタリオ州トロントのオーグメント モーターワークスがプロジェクトに協力、チャレンジしてくれたのだった。

オーグメント モーターワークスのバイクは「エル ボクサドール」と呼ばれ、映画「イージーライダー」を彷彿とさせる。

ピーター フォンダだって、オーグメントR18に乗っていたかもしれない

オーグメント モーターワークスのタトゥー入りチョッパー「エル ボクセドール」を初めて見た人は、すぐにハリウッドスターのピーター・フォンダ主演のカルト映画「イージーライダー」を思い浮かべることだろう。オーグメント モーターワークスのニック アコスタ氏は、クラシックなUSチョッパーのスタイルを「R18」に移植し、シッシーバー、ハンドメイドのヘッドライトホルダー、ミニエイプハンガーハンドルバー、専用エキゾーストシステム、専用シートなどを装備している。そして、塗装にはクラシックなタトゥーモチーフがあしらわれている。

ジェイ ドノバンによる「R18 Future Cafe」(写真)は、アルミむき出しの天板が魅力的だ。

BMW R18のベアメタル by Jay Donovan

一方で、ジェイ ドノバン氏は、この課題に異なるアプローチで取り組んだ。彼は「Future Cafe」のデザインの中で、金属加工に重点を置いている。排気系はシリンダーヘッドの上を通って、シートの下で終わっている。ドノバン氏はタンクだけでなく、トップセクションも明るいポリッシュドアルミニウムでリデザインしている。そして、短くなったフロントとリアのマッドガードが、面白いコントラストを生み出している。

コンクアー モーターサイクルズ(Konquer Motorcycles)のR18のハイライトは、ピンストライプルックのペイントだ。

特別なモデルとしてのポテンシャルを持つコンクアー モーターサイクルズのバイク

BMWモトラッドは、ロブ シーセン氏とコンクアー モーターサイクルズのチームによる「R18 Diamond Custom」をファクトリーカスタムと呼んでいる。直訳すれば、「このクルマはBMWモトラッドのスペシャルモデルにふさわしいと思う」という意味だ。ブロンズメタリックにピンストライプの特別塗装を施し、フロントとリアのウイングを変更し、シートも手作りで製作している。エキゾーストは電子調整式で、BMWのロゴはゴールドにペイントされている。

Text: Lars Hänsch-Petersen
Photo: autobild.de