【ニューモデル情報】電動SクラスのSUV メルセデスEQS SUV 今年デビュー その全情報!

293

メルセデスのSUV「EQS」は、GLSの電気自動車版だ。メルセデスEQSのSUVバージョンは、大きく、豪華で、オール電化に対応している。EQS SUVは、2022年末までに3種類のエンジン仕様が用意される予定だ。全情報!

メルセデスは、電気自動車のフラッグシップである「EQS」を強化する。「EQS」セダン、小型車「EQE」に続き、「EQS SUV」は2022年後半から電気駆動用に専用開発された新しいプラットフォームをベースとする3番目のモデルシリーズとなる。

大型電動SUVならではのセールスポイント: 「メルセデスEQS SUV」は、追加料金で7人乗りも可能!

SUVのEQSはセダンより短い

新しい電動モデルをより実感していただくために、まずは寸法からご紹介する。そして、ひとつだけはっきりしているのは、SUVの「EQS」は大きいということだ。セダンほど大きくないけど・・・。

全長は5.13メートルで、燃焼系の「GLS」より10センチ近く短く、5.22メートルの「EQS」より小さい。一方、SUVは当然ながら幅が多少広く(EQS比プラス6センチ)、もちろん高さもかなり高くなっている(EQS比プラス20センチ)。ホイールベースは「EQS」の両バージョンで同じ3.21mだ。

EQSサルーンに比べ、SUVの方は20センチほど高くなっている。

サイズ一覧: メルセデスEQS SUV
全長: 5125mm
全幅: 1959mm
全高: 1718mm
ホイールベース: 3210mm
トランク容量: 645~2100リットル(7人乗り:565~2020リットル)

SUV「EQS」も代表的なEQデザイン

SUVである「EQS」の外観は、大きな驚きを与えるものではない。すでによく知られているメルセデスのeセダンを強く意識したのは、名前だけでなく、デザインもそうだ。フロントには、大型ラジエーターと一体化したヘッドライト(SUVの場合はデイタイムランニングライトのサインとして3つの小さな三角形)を提案した「EQ」ブラックパネルグリルがあり、ライトストリップがフロントボンネットまでのエンドを形成している。SUVはLEDヘッドライトを標準装備し、「デジタルライト」は追加料金で選択できる。

EQS SUVのデザインは、EQSセダンや小型車EQEから強いインスピレーションを受けている。

サイドビューでは、サルーンと同様に埋め込み式のドアハンドルとランニングボードが特徴だ。黒いホイールアーチは、SUVらしいデザインだ。SUVである「EQS」のリアは、サルーンに比べて大きく傾斜しており、おなじみの「コイル」のライトグラフィックを持つテールライトは、サルーンに近いものだ。

また、20インチから22インチまでのサイズのホイールデザインを選択することができるようになっている。人気の「AMG Line」ももちろん用意されている。

最大7人乗りの豪華なインテリア

絶妙な素材の選択、熟練の技、時に洗練されたデザインとともに、すべてがソフトな布張りで、「EQS SUV」はすべてのシートで視覚的、触覚的に美しくなっている。

幅141cmのハイパースクリーンは、3つの独立したスクリーンで構成され、互いに視覚的に融合している。SUVのEQSでは別途費用がかかる。

しかし、リアシートのリクライニングは背もたれが思ったほど後ろに倒れないので、例えば「アウディQ7」のように2列目で快適にうたた寝ができるわけではない。一方、2列目の長さを13センチメートル調整することで、トランク容量を645リットルから880リットルに拡大することができるようになっている。2列目を40:20:40の割合で倒せば、「EQS SUV」の可動式2,100リットルを収納することも可能となっている。

また、追加料金で7人乗りの電気自動車も用意されている。トランクフロアから2つの独立したシートを折り畳むことができるようになっている。ただし、全長5.13mのSUVとしては、3列目が特に広いわけではない(BMW X7のほうが3列目のスペースは広い)。

オプションで3列目にシングルシートを2つ搭載することも可能だが、スペースは十分とは言えない。

ハイパースクリーンは必見だ

一方、3つのスクリーンを視覚的に融合させた幅1.41mの巨大なハイパースクリーンは、やはり3列目でも存在感を示している。2列目には、11.6インチディスプレイを2台ずつ搭載した「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエキスペリエンス) ハイエンドリアシートエンターテインメントプラス(High-End Rear Seat Entertainment Plus)」パッケージが用意されている。

メルセデスのSUV「EQS」、3つのパフォーマンスレベル

今回、メルセデスはSUVのEQSに3つのバージョンを設定している。購入する人は後輪駆動の「EQS 450+」と、全輪駆動の「EQS 450 4MATIC」、「EQS 580 4MATIC」から選択することができる。「EQS 450+」はリアアクスルにのみ電動ドライブトレイン(eATS)を搭載しているが、4MATICモデルには、フロントアクスルに電動モーターが追加されている。

メルセデスはまだ走行性能に関する情報を提供していないが、航続距離(最大660km)と充電速度(最大200kW)については暫定的な値を示している。将来的にAMG仕様が登場する可能性は高い。

テクニカルデータ: Mercedes EQS 450+
最高出力: 265kW(360PS)
最大トルク: 568Nm
航続距離(暫定): 536~660km
電力消費量: 18.6~23.0kWh/100km

テクニカルデータ: メルセデスEQS 450 4マチック
出力: 265kW(360PS)
最大トルク: 800Nm
航続距離(暫定): 507~613km
電力消費量: 20.0~24.0kWh/100km

テクニカルデータ: Mercedes EQS 580 4Matic
出力: 400kW(544PS)
最大トルク: 858Nm
航続距離(暫定): 507~613km
電力消費量: 20.0~24.0kWh/100km

メルセデスのSUV「EQS」はやはり2022年登場か

タスカルーサの米国工場で生産される「メルセデスEQS SUV」の最初の顧客車両は、やはり2022年の後半に納車されるはずだ。

メルセデスは現時点では正式な価格を公表していない。我々は、SUVであるEQSのエントリープライスを12万ユーロ(約1,630万円)程度と予想している。ちなみに、サルーンタイプの「EQS 350」は現在97,806ユーロ(約1,330万円)から、大型の「450+」は107,326ユーロ(約1,460万円)からとなっている。

メルセデスEQS SUV

メルセデスは、電気自動車のフラッグシップである「EQS」を強化する。「EQS」セダン、小型車「EQE」に続き、「EQS SUV」は2022年後半から電気駆動用に専用開発された新プラットフォームを採用する第3のモデルシリーズとなる。
全長5.13mは、内燃機関の「GLS」より10cm近く短く、5.22mの「EQS」より小さい。一方、SUVは当然ながら幅が多少広く(EQS比プラス6センチ)、もちろん高さもかなり高くなっている(EQS比プラス20センチ)。
サイドビューでは、サルーンと同様に埋め込み式のドアハンドルとランニングボードが特徴だ。黒いホイールアーチは、SUVらしいデザインと言える。SUVのEQSのリアはセダンに比べて大きく傾斜しており、おなじみの「コイル」のライトグラフィックを持つテールライトはセダンと同様である。
インテリア: 素材の絶妙な選択、熟練の技、時には洗練されたデザイン(メルセデスは木で星を作っている)。「EQS SUV」は、すべてのシートにソフトな布張りを施し、視覚的、触覚的にフラットに仕上げている。リアシートは標準で13cmの長さ調整が可能で、これによりラゲッジルームは645リットルから880リットルに拡大される。
「EQS SUV」には7人乗りもあり、その場合は2つのシートをトランクフロアから折り畳むことができる(追加料金)。しかし、3列目は全長5.13mと相まって、SUVとしては特に広くはない。
3つのスクリーンを視覚的に融合させた幅1.41mの巨大なハイパースクリーンがやはり印象的だ。2列目には、11.6インチディスプレイを2台ずつ搭載した「MBUX High-End Rear Seat Entertainment Plus」パッケージが用意されている。
今回、メルセデスはSUVの「EQS」に3つのバージョンを設定した。後輪駆動の「EQS 450+」、全輪駆動の「EQS 450 4MATIC」、「EQS 580 4MATIC」から選択することができるようになっている。
メルセデスは、走行性能についてはまだ何も公表していないが、航続距離(最大660km)と充電速度(最大200kW)については暫定的な値を示している。タスカルーサの米国工場で生産されるメルセデスEQS SUVの最初の顧客車両は、2022年後半に納車される予定だが、メルセデスは現時点ではまだ正式な価格を明らかにしていない。

我々は、SUVであるEQSのエントリープライスを12万ユーロ(約1,630万円)程度と予想している。ちなみに、サルーンタイプの「EQS 350」は現在97,806ユーロ(約1,330万円)から、大型の「450+」は107,326ユーロ(約1,460万円)からとなっている。

Text: Stefan Novitski and Jan Götze
Photo: Mercedes Benz AG