【140年、140カ所】新型「メルセデス・ベンツ Sクラス」によるグローバルジャーニー その26 デリーからヒマラヤ、そして南インドへ
2026年10月20日
新型Sクラスは南半球のオーストラリア、ニュージーランドからインドの多彩な表情を駆け抜ける。ハイライトは5,799mの「世界最高地点級の公道峠」の挑戦だ!
メルセデス・ベンツ創業140周年を記念して、世界6大陸、5万km以上、140カ所を巡るグロ-バルツアー!その壮大なグローバルツアーは南半球のオーストラリアから今回はインドに舞台を移した。3台の新型Sクラスがインドという巨大な国の持つ多彩な表情を体験した。
旅の舞台となったのは、首都デリーをはじめ、歴史的建造物で知られるアグラ、ラジャスタン州のジャイプールやウダイプール、古都ラクナウ、聖地バラナシ、ムンバイ、プネ、ハンピ、さらに北部のスリナガル、カルギル、レーなど。さらに旅はインド北西部ラダック地方へと進み、今回のインド最大のハイライトともいえるウムリン・ラ峠を目指した。

インド北部の山岳地帯に位置するウムリン・ラ峠は、標高5,799m。メルセデス・ベンツは「世界で最も標高の高い公道峠」と紹介しており、まさに新型Sクラスにとっても特別なドライビングステージとなった。こうした環境で存在感を発揮するのが、新型SクラスならではのAIRMATICエアサスペンションだ。路面から伝わる衝撃を抑え、乗員に上質な乗り心地を提供する。新型Sクラスでは、路面の状況に応じてダンピングを賢く制御する機能も進化している。
一方、デリーやジャイプール、ウダイプールなどでは、インド王朝の歴史を物語る壮麗な建築物と新型Sクラスが共演。バラナシではガンジス川沿いに広がる宗教都市の空気に触れ、ハンピでは古代遺跡が残る風景を走るなど、都市ごとに異なるインドの文化と歴史が浮かび上がる。

そして北へ向かえば、スリナガルからカルギル、レーへと続くヒマラヤ山脈の険しい山岳路。標高や気候が大きく変化するインドを走り抜けることで、新型Sクラスが世界一周の旅で出会う「140の場所」の意味も見えてくる。
旅の途中、バンガロールではメルセデス・ベンツ研究開発センターにも立ち寄った。新型Sクラスを前にスタッフから歓迎を受けたこの開発センターは1996年に設立され、現在では車両エンジニアリングやCAE、ソフトウェア、デジタル技術など、メルセデス・ベンツのグローバルな開発を支える重要な拠点となっている。
歴史都市から極限の山岳路、そして最先端の研究開発拠点まで!
インドを走り抜けた新型Sクラスは、単なる移動手段ではない。路面の違い、都市の喧騒、長距離移動、そして標高5,799mという極限の環境!その一つひとつに合わせながら、「快適に、静かに、そして安心して目的地へ到達する」というSクラス本来の使命を体現した。その最新モデルがインドで出会ったのは、140年という時間の先にある「人を中心に考えたクルマづくり」だった。

Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo: Mercedes-Benz Group

