【速報 F1第4戦予選結果】ガチンコバトル続く フェラーリ対レッドブル フェルスタッペン対ルクレール@イモラ
2022年4月24日
                  フェルスタッペンがルクレールとのスプリントバトルを制す。スタートで出遅れたマックス フェルスタッペンがシャルル ルクレールから首位を奪還。日曜日に開催されるエミリア・ロマーニャGPでは、レッドブルのF1チャンピオンがポールポジションからスタートする。
イモラで行われたエミリア・ロマーニャGPのスプリントレースはハイテンションなバトルとなった。マックス フェルスタッペン(レッドブル)がフェラーリのスター、シャルル ルクレールやチームメイトのセルジオ ペレスらを抑え、ベストグリッドを獲得した。フェルスタッペンにとっては、今シーズン初のポールポジション獲得だ。フェラーリのホームGPの開幕戦のスタートが注目される。
イモラサーキットでのスプリントは、ルクレールが最初はフェルスタッペンを上回り、引き離すことにも成功していた。しかし、その後、赤いレーサーのピレリのソフトタイヤはどんどん劣化していった。フェルスタッペンはまず、現時点でのワールドチャンピオンシップリーダーに接近し、残り2周のスタート・フィニッシュ・ストレートの終わりで彼をパスした。「タイヤのハンドリングが良くなった。だから、まずシャルルを抜いて、それから」と彼は振り返る。
ルクレール:「なぜタイヤに苦労したのか、これから分析しなければならない。左前方に粒子がたくさんついていました。」
トップ集団の後方では、オーバーテイクのテクニックも見ものだ。カルロス サインツは10番グリッドから4番手まで追い上げ、フェラーリの好調ぶりをアピールした。また、マクラーレンはオーストラリアでの好パフォーマンスを維持していて、ランドー ノリスとダニエル リカルドが5位と6位を獲得した。

一方、メルセデスでは、まだ家の中が荒れているのだろう。7度のワールドチャンピオンは、なんと予選14位フィニッシュと、新しいチームメイトのジョージ ラッセルから3グリッド後ろの順位となった。むろんハミルトンは激しく失望し、チームとマシンに不満をかかえている。ラッセル:「我々のマシンはストレートでのスピードが足りないので、もっと性能を引き出す必要がある。」
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP@イモラサーキットは、日本時間の2022年4月24日(日)22時からおこなわれる。

2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPスターティンググリッド:
 1位 マックス フェルスタッペン – レッドブル
 2位 シャルル ルクレール – フェラーリ
 3位 セルジオ ペレス – レッドブル
 4位 カルロス サインツJr – フェラーリ
 5位 ランドー ノリス – マクラーレン
 6位 ダニエル リッチカルド – マクラーレン
 7位 ヴァルテリ ボッタス – アルファロメオ
 8位 ケビン マグヌッセン – ハース
 9位 フェルナンド・アロンソ- アルピーヌ
 10位 ミック シューマッハ – ハース
 11位 ジョージ ラッセル – メルセデス
 12位 角田裕毅 – アルファタウリ
 13位 セバスチャン ベッテル – アストンマーティン
 14位 ルイス ハミルトン – メルセデス
2022年F1カレンダー:
 3月20日: バーレーン – サヒール
 3月27日: サウジアラビア – ジェッダ
 4月10日: オーストラリア – メルボルン
 4月24日: エミリア・ロマーニャ – イモラ
 5月8日: アメリカI – マイアミ
 5月22日: スペイン – バルセロナ
 5月29日: モナコ
 6月12日: アゼルバイジャン – バクー
 6月19日: カナダ – モントリオール
 7月3日: イギリス – シルバーストーン
 7月10日: オーストリア – シュピルベルク
 7月24日: フランス – ルカステレ
 7月31日: ハンガリー – ブダペスト
 8月28日: ベルギー – スパ・フランコルシャン
 9月4日: オランダ – ザントフォールト
 9月11日: イタリア – モンツァ
 9月25日: ロシアGP(中止)
 10月2日: シンガポール
 10月9日: 日本 – 鈴鹿
 10月23日: USA II – テキサス州
 10月30日: メキシコ – メキシコシティ
 11月13日: ブラジル – サンパウロ
 11月20日: アブダビ
Text: Bianca Garloff
 Photo: autobild.de

