【ニューモデル情報】トヨタGRカローラがワールドプレミア すべての情報をお届け!

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トヨタGRカローラ、最高出力304馬力の3気筒エンジンを搭載。新型トヨタGRカローラは見た目通りスポーティでアグレッシブだ! トヨタが欧州にも進出するかどうかは、まだ不明だ。すべての情報!

ハイライト
・ ルックス – カローラ スポーツによく似たボディ
・ インテリア – 家族全員で乗れるスポーツカー
・ エンジニアリング – GRカローラにGRヤリスのブーストエンジン搭載
・ モデル – 「サーキット」はより獰猛になる
・ 価格 – GRカローラは、おそらく主要な競争相手であるゴルフRよりも安い

新型「トヨタGRカローラ」は、「GRヤリス」よりもさらにパワフルで、261馬力ではなく、30馬力のフルパワーを備えている。しかも、たった3気筒で。これにより、「GRヤリス」、「GRスープラ」、「GR 86」と並ぶGRシリーズ第4弾となる。

「GRカローラ」の技術データやデザインは、細部に至るまで獰猛である。日本での市場投入は2022年下期を予定している。ドイツにも来るかどうかは依然不明だ。

外観: ボディはカローラ スポーツによく似ている

「GRカローラ」のボディワークの多くは、「カローラ スポーツ」から受け継がれている。しかし、トラック幅はフロントで60mm、リアで85mm拡大された。ウィングも「カローラ スポーツ」よりフロントで20mm、リアで30mm広くなっている。カローラは、全長4.41m、全幅1.85m、全高1.48mで、ホイールベースは2.64mとなっている。

出力が上がると、エンジンやブレーキの冷却がより必要になる。そのため、フロントバンパー、ボンネット、ウィングなどにエアインテークが設けられている。

すぐに目に飛び込んでくるのが、3本のエキゾーストテールパイプだ。排気圧力を下げるためにサイレンサーを装着している。

また、18インチホイールは、「GRカローラ」のスポーティでアグレッシブな外観に貢献している。スポーティといえば、特徴的なルーフエッジスポイラーと3本のエキゾーストテールパイプがリアを飾っており、後者にはサイレンサーが装着され、排気圧力と騒音の両方を低減している。

インテリア: 家族全員が乗れるスポーツカー

レース場のイメージとは裏腹に、「GRカローラ」は5ドア&5シートという家族全員のためのスペースを備えている。しかし、ドライバーにとっては、すべてが走る歓びのために設計されている。ギアスティックレバーは、ギアチェンジをできるだけ素早く行えるような位置に配置されている。また、手動式のハンドブレーキもマニアにはたまらない。電動化されていないため、昔のままのスタイルでドリフトができる。

マニュアルギアスティックと本物のハンドブレーキ: マニアにとって大きな喜びだ。

しかし、一方で、「GR」シリーズで開発されたTFT情報ディスプレイは、現代風にアレンジされている。そして、従来よりもさらにスポーティな走りを可能にするためのチューニングが施されたという。

技術: GRヤリスのエンジンをブーストしたGRカローラ

「トヨタGRカローラ」のボンネットには、「GRヤリス」の1.6リッター直列3気筒ターボエンジンのパワーアップ版が搭載されている。これにより、最高出力304馬力、最大トルク370Nmを発揮する一方、重量はわずか1,474kgに抑えられている。たくさんの馬力は、6速マニュアルギアボックスでコントロールされる。走行性能については、トヨタ自動車からまだコメントはない。

GRカローラは、GRヤリスの1.6リッターターボ3気筒エンジンを搭載しているが、強化バージョンとなっている。

「GRヤリス」と同様に、新型「カローラ」も全輪駆動で走行する。「GR-Four」全輪駆動システムは、個別の動力配分を可能にする。ドライバーは、前軸と後軸の配分を60:40、50:50、30:70のいずれかに決定することができるようになっている。

モデル: GRカローラ”サーキット”は、より残酷な姿になる

「GRカローラ」は、米国と日本で、「コア(Core)」と「サーキット(Circuit)」の2つのモデルバリエーションで発売される。ベーシックな「コア」には、ワイドウイング、「GR-Four」レタリング付ドアシル、ファブリックスポーツシートが装備されている。

トヨタGRカローラの基本装備は、少し目立たないように見えるが、その分スポーティな性能を秘めている。

「サーキット」は2023年に発売される予定だ。カーボンルーフ、カーブドボンネット、スエード調スポーツシートなどを、追加装備している。「サーキット」は、限定生産版として発売される。

価格: GRカローラは主要ライバルであるゴルフRより安いだろう

「トヨタGRカローラ」の日本での発売は、早ければ2023年だ。残念ながら、米国だけでなく、欧州でも発売されるかどうかはまだ不明だ。

また、トヨタ自動車は価格についてまだコメントを出していない。「カローラGR」は、少なくとも34,000ユーロ(約459万円)の「GRヤリス」より高い価格になるだろう。我々は、性能の高さと車格の大きさから、「GRカローラ」のベース価格を、4万ユーロ(約540万円)をやや上回ると見積もっている。「トヨタGRカローラ」の直接のライバルである「VWゴルフR」は、少なくとも51,835ユーロ(約699万円)する。

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Toyota