超レアなポルシェ911 ワンオフポルシェはポルシェクラブ オブ アメリカのために996ルックで生まれ変わった!

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ポルシェクラブ オブ アメリカのためのユニークなポルシェ911。2年半の歳月をかけて、個性豊かなポルシェ911クラシック クラブ クーペが完成した。それが996であることは、偶然ではない。すべての情報!

ハイライト:
• デザイン – 911スポーツクラシックを彷彿とさせるビジュアル面
• インテリア – シートとステアリングホイールにウーブンレザーを使用
• エンジン – 技術的には、この911はGT3から多くを引き継いでいる

ナンバー001のナンバー001。ポルシェ911クラシック クラブ クーペは、絶対的にユニークな存在だ。クーペは、PCA(Porsche Club of America)のために作られた車であるため、アメリカの呼称が与えられている。今でこそ高級車として扱われているポルシェだが、その始まりは極めてシンプルなものだった。この「ポルシェ911」は、シンプルな黒の塗装で、コロンビア(米国バージニア州)のディーラーに、状態の悪いまま長い間放置され、間もなく大西洋を渡ってシュトゥットガルトに再生&新改造のために運び込まれたのだった。そして、今、この車は見違えるようになった。

デザイン: 911スポーツ クラシックを彷彿とさせるビジュアル

ブラックの塗装は「スポーツメタリック」へと変更された。この色は、「ポルシェ911スポーツクラシック(タイプ997)」のスポーツクラシックグレーをベースにしている。ボンネット、ダブルドームルーフ、そして1972年の「911 RS 2.7」でおなじみの「ダックテール」にも、スポーティなダブルストライプが施されている。

固定式のリアスポイラーは、1972年のポルシェ911カレラRS 2.7のダックテールスタイルを採用している。

「911クラブ クーペ」は、有名なフックス(Fuchs)製のホイールを思い起こさせるデザインのブラックの18インチ鍛造ホイールを履いている。そして、両翼には「Classic Series」と書かれたバッジがあり、このクルマのエクスクルーシブ性を示している。

インテリア: シートとステアリングホイールにウーブンレザーを使用

インテリアも同様に高級感にあふれたものとなっている。シートはブラックのウーブンレザーにペピタパターンを施し、ステッチはポルシェクラブ オブ アメリカらしいブルーを採用している。編み込まれたレザーは、再び「ポルシェ911スポーツクラシック」を彷彿とさせる。ダッシュボードのプレートには「911 Classic Club Coupe No.001/001」の文字が刻まれ、この個体が不滅の存在ということを示している。

ステアリングホイールはオリジナルのまま、つまり3本のスポークが残っているが、ブラックレザーと典型的なブルーステッチが施されている。アナログの丸型計器の一部のディテールにも、クラブカラーのブルーを採用し、センターコンソールには従来のラジオに代わり、レトロな外観を備えた最新のインフォテイメントシステムが搭載されている。

シートはペピタ柄のウーブンレザーで、ダークブルーのステッチが施されている。

PCA(Porsche Club of America)は、この機会を逃さず、お揃いのアクセサリーを製作した。例えば、車と同色に塗装された革のケース付きの車両キーや、内装に合わせたペピタ柄の編み込みレザーを使用したツールバッグなどがそれである。

エンジン: 技術的には、911はGT3から多くを引き継いでいる

「ポルシェ911クラシック クラブ クーペ」は、技術的には、2代目「GT3」を強く意識したモデルとなっている。最高出力は381馬力、排気量は3.6リッターだ。また、「911」には「GT3」のシャシーとブレーキが採用され搭載されている。

技術的には、996 GT3から多くの要素を受け継いでいる。その結果、エンジンの出力が大幅に向上している。

クラブがこのプロジェクトに「ポルシェ911(タイプ996)」を選んだのは、他の「911」では影が薄く、この個性的なクルマで、その逆を証明したいと考えたからだそうだ。

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Porsche AG