【ニューモデル情報】GT86の後継モデル トヨタGR86は2年間の限定生産!

1442

GT86(日本名トヨタ86)の後継モデルはGR86と呼ばれ、ヨーロッパに導入される(日本では2021年10月に発売)。改良型ボクサーエンジンが搭載されているが、やはりターボはなし。姉妹車であるスバルBRZとほとんど同じだ。全情報。

ハイライト:
● 価格と市場投入 – トヨタ、GR86を高価格化
● 寸法・外観 – GR86はBRZと細部が異なるのみ
● インテリア – 7インチデジタルコックピット
● エンジン – 改良型ボクサーエンジンは231馬力を発揮

価格と市場投入: トヨタはGR86を2年間しか生産しない

トヨタのGT86の後継車の名称は少し変わる。このスポーツカーは「GR86」と呼ばれ、トヨタのスポーツブランド「ガズーレーシング(Gazoo Racing)」の「GRスープラ」、「GRヤリス」に続く3番目のモデルとなる。すでに2020年末に導入された姉妹車「スバルBRZ」と続き、「GT86」の後継モデルも市場投入される。「GR86」の欧州市場価格は、33,900ユーロ(約440万円)で、現在すでに注文可能となっており、納車は2022年夏を予定している。トヨタは「GR86」を理由は定かではないが、2年間しか製造しないと言っているので、日本のスポーツカーに興味のある方は、早めの行動が求められる。

サイズ&外観: GR86はBRZと細部が異なるのみ

「GR86」のビジュアルは、「BRZ」とほぼ同じだ。一見して異なるのは、グリルとライトシグネチャーのみだ。もちろん、先代の「GT86」との違いもある。ニューモデルは、全体的に少しずんぐりした印象だが、豪華なビーズやエッジはなく、全体的に少し滑らかなデザインになっている。新しいヘッドライトはアーモンド型で、より小さくなった。グリルやエプロンも、より抑制の効いたスッキリとした印象になっている。グリルの基本形は四角に近いシンプルなもので、フレームとグリルは黒く塗られている。また、「GR86」のサイドエアインテークは、スロットのようなデザインになっている。

そして、新型サイドギル同様、ブラックのトリムパーツで強調されている。デザイン変更されたリアでは、丸みを帯びた表面のトランクリッドが、「GRスープラ」のリアを強く連想させる。かなりクラシックなテールライトや、ブラックで縁取られたエプロンに印象的なデュアルフローエキゾーストシステムは、「BRZ」と同じもののようだ。サイズは先代モデルとほぼ同等になっている。

新型GR86のトランクリッドは、どこかGRスープラを彷彿とさせる。

サイズ一覧:
● 全長: 4,265mm
● 全幅: 1,775mm
● 全高: 1,310mm
● ホイールベース: 2,575mm

インテリア: 7インチデジタルコックピット

「GR86」の内装は、「BRZ」とまったく同じに見える。それに伴い、トヨタでもデジタルコックピットが楽しめるようになった。これは7インチのデジタルコックピットで、中央のスクリーンは8インチだ。先代に比べ、インテリアからはスポーツカーらしさが失われ、助手席前のダッシュボードは従来のデザインになり、デジタル表示付きエアコンのロータリースイッチも乗用車的な要素になっている。一方、ニューモデルでは、その下にトグルスイッチを思わせるような金属製のスイッチがいくつかあり、よりテクニカルな印象がある。また、センターコンソールのデザインが新しくなり、より大人っぽい印象になっている。

GR 86とSUBARU BRZの内装は、トヨタとGRのロゴがここにある以外は同じもの。

エンジン: 改良型ボクサーエンジンは234馬力を発揮

もちろん、スポーティなトヨタ車には、今回もボクサーエンジンが採用されている。ボンネット内には「BRZ」と同じ自然吸気エンジンが搭載されており、多くのファンが待ち望んだターボは今回も実現されなかった。2.4リッター4気筒は、234馬力と250Nmを発揮する。そして、6速マニュアルギアボックスを介して後輪に動力を送る。6速オートマチックもオプションで用意されている。トヨタは、新しいパワーユニットの応答性を向上させることを約束している。

Text: Katharina Berndt
Photo: Toyota