【史上最もクレイジーなモデル】自動車史上最もクレイジーなクラシックモデル15作品を選出! その奇天烈かつ奇妙な発想とは?
2022年3月10日
これらは、史上最もクレイジーな15台の名作(?)だ。この業界では、3輪しかない車や、巨大な翼を持つ車、無茶な能力を持つ車など、多くの奇妙な車が生み出されてきた。そんな中、最もクレイジーなクラシックモデル15作品を紹介する究極のヒットリストをお届け!
奇妙なコンセプト、クレイジーと実験車は、クラシックカーのシーンを豊かにしている。「リライアント ロビン」や「ピールP50ミニカー」のように、税制の特例などの制約から作られた車も少なくない。あるいは、原始的な「ランボルギーニLM002 SUV」や翼の生えたモンスター、「プリムス スーパーバード」など、極端な例もある。
だから、この「史上最もクレイジーなクラシックカー15選」は、まさに理にかなったリストなのだ。これらのクルマが自宅のガレージにある必要はないが、存在を知ることで希望が生まれる。合理的で主流なものの向こう側には、奇妙な人生があるのだ!
漫画家同士の競演のように
「スタッツ ブラックホーク」も、そんな思いでつくられた。この車は、「アメリカのロードクルーザーを風刺したような車を描いてください。クレイジーであればあるほど良いです!」と、いう漫画家同士のコンペのようなものだ。そのような賞は、明らかにこの「スタッツ」が受賞するだろう。このクルマのすべてが、測り知れないほど誇張されているのだ。
「ブリストル ブレンハイム」のようなクルマもある。このクルマは、イギリスの秘密メーカー「ブリストル」の4ドアクーペで、何よりも希少な存在である。約15年間(2008年まで)で、100から300台の「ブレンハイム」が生産された。そのため、正確な台数もわかっていない。ブリストルは、その秘密を他の多くの企業と同じように墓場まで持っていき、2011年に倒産してしまった。間違いなく、この15台はすべて極限状態だ。そして、なによりもクレイジーなのだ!
史上最もクレイジーなクラシック15選
※日本では観ることのできない水陸両用車の世界 その1 世界は楽しみにあふれている
でもなぜか日本車が1台も入っていないのが不思議&淋しいと思うのは私だけだろうか・・・。
Text: Lars Busemann
Photo: autobild.de