日本がうらやましい! 欧州の我々がほしいのはまさにこのトヨタGR86とスバルBRZのカップカーだ!

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手頃な価格のレーシングカー: 日本市場向けに改良されたBRZとGR86。トヨタGR86カップカー。我々もそれを望んでいるのだ。日本では、トヨタGR86とスバルBRZがサーキット用に改造され、26,000ユーロ(約343万円)以下で販売されている。すべての情報!

モータースポーツを楽しむ人のための手ごろな価格の86とBRZ

手頃な価格のレーシングシリーズとそれにふさわしいクルマ。うらやましいことに、それが日本では可能となる。兄弟車である「スバルBRZ」と「トヨタGR86」は、カップカーである「トヨタ ガズーレーシングGR86 / BRZカップシリーズ2022」のベースとなる。カップカーベーシックモデルには、サーキットでの走行をより安全にするための改良が施されている。そしてその値段は破格な安さだ。スバルは25,181ユーロ(約333万円)相当、トヨタは25,148ユーロ(約332万円)相当で販売されている。

シンプルなデザインで、個々にチューニングできる

両車とも、非常にシンプルな仕様で提供される。したがって、スポイラーはなく、ホイールは黒のスチール製のみ。購入者自身がクルマの外観を大きく変えることを想定しているので、生産工場での調整はまったく意味がないのだ。しかし、冒頭で述べたように、ドライバーにとってより安全なレースができるよう、いくつかの改良が施されている。中でもスバルとトヨタは、6点式ロールケージを採用し、横方向に走る保護バーでサイドプロテクションを強化している。また、運転席にはハーネスを装着するためのアイレットがあらかじめ設置されている。

スバルBRZは、カップカーベーシックエディションに6点式ロールケージを搭載している。

ロードバージョンのような駆動力

車の心臓部であるエンジンは、日本で販売されているロードバージョンと何ら変わりはない。つまり、「スバルBRZ」は200馬力と205Nm、「トヨタGR86」は234馬力と250Nmということになる。そして、両車とも、6速マニュアルギアボックスを標準装備している。

通常のGR86もヨーロッパに登場

スバルの試算では、「BRZカップカー ベーシックエディション」の販売台数は年間30台程度とされており、トヨタは試算していない。残念ながら、「BRZ」は欧州に輸入される予定はない。標準仕様も改良型も販売される予定はないのだ。レギュラーバージョンの「GR86」は2022年4月からヨーロッパで販売されるが、レーストラック版が欧州市場に投入されるかどうかは不明だ。

レギュラー版でもモディファイ版でもないBRZは、欧州では販売されない。

レースシリーズは7月16日にスタート

2022年のトヨタ ガズーレーシングGR86/BRZカップシリーズは、7月16日に小山市の富士スピードウェイで開幕する。さらに、シリーズは、スポーツランド菅生、十勝スピードウェイ、鈴鹿サーキット、岡山国際サーキットでも開催される。カップは、アマチュア(クラブマンシリーズ)とプロ(プロフェッショナルシリーズ)の2クラスで争われる。

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Toyota / Subaru