1. ホーム
  2. 旧車&ネオクラシック
  3. 仕事に飽きたらドライビング 快晴の冬空の下 横横を三浦半島のカフェまで超気持ちいいクルージング 極楽―

仕事に飽きたらドライビング 快晴の冬空の下 横横を三浦半島のカフェまで超気持ちいいクルージング 極楽―

2022年1月29日

もうすでに2年上続く、なんとも忌々しいコロナ禍での、日々の楽しみのひとつは、「思い立ったらブラっとソロドライビング」だ。車庫からもう1月近くエンジンをかけていない、愛車を引っ張り出してきて、数十kmのドライビングを楽しむ。むろん、パッセンジャーはドライバー一人なので、誰に気兼ねすることもなく、マスクなんか着用する必要もなく、大好きな素敵な音楽を大音量で聴きながら、横浜横須賀自動車道を南に向けてクルージングする。

広く大きな空には雲一つない。

お正月が終り、3連休が終わった翌週の日曜日、高速道路はガラ空きで、道の両側の林や木々を愛でながらゆっくりと進む。これに勝る楽しみはなく、掛け替えのない喜びだ。

今日の目的地も前回同様、三崎に在る「リバイバルカフェ」だ。三浦縦貫道に入って136号線へ。かすかに潮の香りが漂ってくるように思えたが、ただそういうふうに思いたい私の錯覚なのかもしれない。(笑)
11時過ぎに目的地に到着、入口には、ワクワクするようなクルマが停まっている。なんと、今日の主役は「BMW M1」だ。

BMW M1の横に並ぶのは、アルピナC1、C2、そしてB10の4台のハイパフォーマンスBMW。

この「BMW M1」、ナンバープレートからもわかるように、ワンオーナーで、約40年、乗り続けてきたという。走行距離約7万km。とても70年代に生まれたクルマとは思えないほどスポーティでカッコいいシルエットとプロフィールを兼ね備えたBMWのスーパースポーツだ。
デザイン?
むろん、ジウジアーロだ。一周してエクステリアをチェックしたが、とても状態の良い個体だった。

当時、「M1」は正規輸入されておらず、オーナーは、わざわざドイツに行って、この「M1」を購入し、短期間乗り回した後、中古車として、日本へ並行輸入したとのこと。これまたユニークなエピソードだ。
これまた若い頃に憧れたシェルビー コブラ台で、他のマスタング2台の仲間とともに、カフェを訪れていた。その後ろには、チャンスさえあれば、是非所有してみたいロータス エリーゼ(スペシャルエディション)が停まっている。
ハードトップとオープンのマスタングに先導されてカフェを後にするシェルビー コブラ。これまたエンスーたちの憧れの1台だ。

ちなみに、昼食はポークカレーとミルクティ。そして、食後にミルフィーユとバニラアイスをついつい頼んでしまった。(笑)

素晴らしい空間を楽しんでいたら、あっという間に時間切れになってしまった。13時半からは他の予約が入っているとのことで、名残惜しいが帰宅の途へ着いた。帰りに高速乗ろうとしたら、ランボの軍団が・・・。

おそらく13時30分からリバイバルカフェを予約している連中だろう。10台くらいいたけど、その半分以上がカウンタックで、そのうちの4~5台は白いボディだった。ありえねー。(笑)

帰りも横浜横須賀自動車道は空いていて、スイスイと進み、1時間も経たずに帰宅できた。

ストレス解消―!

みなさんも仕事に飽きたら、ひとっ走りいかがですか?

Text & photo: アウトビルトジャパン